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URLリンク(cdn.mainichi.jp) 外壁に「4800円 朝食付」の看板を掲げたホテルAZの店舗=熊本県和水町で2021年6月26日午前10時3分、長岡健太郎撮影
九州・山口の郊外を中心に約90店を展開するビジネスホテル「ホテルAZ」が、6月1日から宿泊料金を値上げする。同ホテルは、各店舗の外壁にシングル利用時の均一価格「4800円 朝食付」と示した看板を掲げ、SNS(ネット交流サービス)で「値上げできなくなっている宿」として話題になったこともあった。看板は値上げ後の価格「5800円」に順次付け替える。
同ホテルは、多くのホテルが需要と供給のバランスで価格が決まる「ダイナミックプライシング」を採用する中、郊外の立地や客室レイアウトの統一などで運用コストを抑え、「いつ泊まっても変わらない朝食付きの宿泊費」を提供。チェーンを運営するアメイズ(大分市)によると、「シングル朝食込み4800円(税別)」の価格設定はこの20年ほど据え置きにしてきた。
しかし、昨今の物価高騰などのコストアップや賃金の引き上げ、新店舗の開業に対応するため、値上げを決定。シングル朝食込み価格は1000円増の5800円(同)となる。2月末までに予約すれば、8月分までは現行の価格で利用できるという。
同社の担当者は「気兼ねなく、いつでも、誰でも利用できるのがコンセプト。無理なく出費できる価格を大事にしてきた。これからも普段使いの安心安全なホテルでありたい」としている。
ホテルAZは、ファミリーレストラン「ジョイフル」(大分市)の創業者・穴見保雄前社長が、アメイズの前身の「亀の井ホテル」を子会社化して開業。後にジョイフルグループから切り離し、ビジネスホテルチェーンとして拡大路線を図った。建設業など車両を使う職業の男性利用者が多かったが、近年はスポーツ関連の団体や観光客の利用も増えているという。【長岡健太郎】
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