24/11/21 19:39:01.80 RbXFz2LS.net
11月19日放送の「NHKニュースおはよう日本」の特集企画が、SNS上で物議を醸している。
この日、番組では高騰を続けるホテル代の代替宿泊案として、「車中泊」や「コンテナホテル」などの利用を提案。取材先のレンタカー事業者は「ホテル代わりに使ってもらうとか、新たな旅の楽しみ方として広まっている」として、軽自動車を改造したキャンピングカーの利用が増えていることを明かした。
レンタル料金は24時間で1万6500円からだといい、いまや5万超えも珍しくないビジネスホテルの宿泊料金に比べれば確かに格安なのだが、SNS上では以下のような異議が唱えられているのだ。
「車で寝るのはオススメ出来ない。駐車料金、ガソリン代、高速代、風呂も入りたいからスーパー銭湯。いくらホテル代が高騰しているとはいえ、節約にならない」「工夫して乗り切りましょうみたいな安易な企画やめてほしい。抜本的な解決策を知りたいんだよ」「車を借りるのはいいけど、どこに駐車するつもりなのか?完全に説明不足」
また、「コンテナホテル」についても、郊外の幹線道路沿いなどに建てられているため、「外国人旅行客の利用はほとんどない」と説明されていたが、最近は車で観光するインバウンドも多く、またコンテナホテルの数自体が少ないことから、こちらも「抜本的な解決にはなっていない」と手厳しい指摘が続出している。
アウトドア誌ライターが語る。
「そもそも車中泊をホテル泊の代替にするのはオススメできません。近年は道の駅などでの車中泊のマナー違反が問題視され、禁止の看板を掲げる場所も出てきています。とはいえ車中泊施設のRVパークはまだまだ場所が少なく、登録には申請料3万円と、年間登録料が1万円かかります。旅行先の宿泊場所としてはいいのですが、ビジネスホテルの代わりにはならないでしょうね」
番組ではエンジンを切っても電気が使えるサブバッテリーのレンタル利用についても紹介しているが、利用できるのは一部のキャンピングカーのみ。一般車両でエアコンを効かせたまま駐車していたら、都道府県のアイドリング禁止条例違反に問われる可能性もある。
X上には「まずNHKの上層部が率先して試してみてはどうだろうか。経費削減だよ」などと皮肉る声も。一部視聴者にとっては現実味のない企画だったようだ。
(ケン高田)
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