古代アステカの「死の笛」が人間の脳に恐怖をもたらすことが実験で証明される [きつねうどん★]at LIVEPLUS
古代アステカの「死の笛」が人間の脳に恐怖をもたらすことが実験で証明される [きつねうどん★] - 暇つぶし2ch1:@きつねうどん ★
24/11/21 12:48:07.08 UXFgw/EH.net
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by Sascha Frühholz, UZH

古代から世界各地でさまざまな楽器を用いた儀式が行われてきましたが、頭蓋骨を模したアステカの笛は他のものとは一線を画す音色を持っています。死者の叫び声のような笛の音を被験者に聞かせて、その脳の活動をスキャンした実験により、この笛は人に背筋が凍るような恐怖と、それ以上の複雑な印象を与えることが確かめられました。

アステカの「死の笛」のオリジナルは、1987~1989年にメキシコシティのエエカトル=ケツァルコアトル神殿で行われた発掘調査で見つかったもの。風の神・エエカトルへの人身御供と思われる斬首された男性の遺骨は、手に粘土でできた笛を握りしめていました。


この笛は、頭蓋骨を模した形状を持つことから、死の笛と呼ばれており、西暦1250~1521年の遺跡から複数の種類が見つかっています。

死の笛が何に使われたのかは謎に包まれており、一説には戦闘の際に相手を威嚇したり勇気を鼓舞したりするためのものだとも考えられています。しかし、戦士の墓や戦場から死の笛が出土したことはないため、仮説の域を出ません。

また別の説として、頭蓋骨のような形状はアステカの冥府の神・ミクトランテクートリを暗示したものであり、死の笛は宗教的な習慣や儀式の際に用いられた可能性があるともいわれています。

死の笛の音色を調べるために、スイス・チューリッヒ大学の認知情動神経科学者であるサシャ・フリューホルツ氏らの研究チームは、死の笛のCTスキャンを行い、粘土製のレプリカと3Dのデジタルモデルを作成しました。

まず、3Dモデルを用いたシミュレーションでは、死の笛が持つ金切り声のような音は、向かい合った音響室を持つ独特な内部構造により生まれていることがわかりました。フリューホルツ氏はこれについて「この笛は非常にユニークな構造をしており、コロンブス以前の他の文化や、他の歴史的、現代的な文脈でこれに匹敵する楽器を私たちは知りません」と話しています。

さらに、研究チームは死の笛のオリジナルおよびレプリカの録音も入手し、70人のボランティアに聞いてもらいました。以下は、「死の笛」のレプリカの音です。聞く人によってはショッキングな音が出るので、再生の際には注意して下さい。


死の笛の音色を聞かされた参加者は、その音を非常にぞっとする恐ろしい音だと評価しました。特に興味深いのは、参加者は笛の音を人工物由来のものであると感じるとともに、人間の叫び声のような自然を起源とする音であるとも認識した点です。

研究チームは論文に「笛の音は主に嫌悪感や恐怖感を抱かせるものとして認識され、自然と人工の混合起源を持つものとして認識されていることがわかりました」と記しています。

また、参加者のうち32人は、ランダムに混ざった別の音とともに死の笛の音を聞きながら、磁気共鳴機能画像法(fMRI)による脳スキャンを受けました。

その結果、死の笛の音は主に精緻な音の評価と分類をつかさどる「下前頭皮質」と、連想処理に関与する領域である「内側前頭皮質」を活性化し、クラクション、サイレン、銃器などの警報音や、恐怖、痛み、怒り、悲鳴のなどの人間の音に近い独自のグループに分類されることがわかりました。

これについて、フリューホルツ氏は「これは、楽器で自然の音を捉える多くの古代文化の伝統と一致しており、神話上の存在を模した死の笛の音の儀式的な側面を説明しています」と述べました。

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