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「政治家以外の道を模索していると…」 “当選ほぼ確実”「吉村洋文氏」の表情がさえないワケ
11/15(金) 6:01配信 デイリー新潮
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先の総選挙で六つの議席を失った日本維新の会。12月1日の代表選を前に、党内では幾重にも思惑が交錯している。
馬場氏は「入閣リスト」に目がくらんだ？
政治部記者が解説する。
「馬場伸幸代表は、早々に“人心を一新し日本維新の会が再スタートを切る事が肝要であると思います”と不出馬の意向を表明しました。が、本音は未練タラタラですよ」
理由は今後、過半数割れとなった与党が議会運営に苦慮するのは必至だからだ。
「馬場氏は今でも入閣が諦め切れない様子で、ある幹部は“馬場さんは混迷する政局の中でキャスティングボートを握ればチャンスはあるとみている。この局面で代表の座を手放したくはないんだろう”とあきれ顔です」
今年の通常国会で政治資金規正法改正案が審議された際、野党が政策活動費の「廃止」を訴える中、維新は「領収書を10年後に公開」との大甘案を提示。さらに衆院では与党案に賛成し、他の野党から“自民党に塩を送った”と総スカンを食った。
「当時、官邸は維新に、馬場氏のポストをはじめ副大臣や政務官の候補者が記された『入閣リスト』を提示しました。馬場氏はこれに目がくらんだといいます」
かくして、議員に必須な腹芸もこなせず喜々として尾を振る姿に、党内は急速に“反馬場”に傾いた。
吉村洋文氏に出馬要請
そんな馬場氏の後継として推す声が大きいのが大阪府の吉村洋文知事だ。事情に詳しい維新関係者が言う。
「今月5日、一部議員が吉村さんに出馬要請を伝えました。立候補には50人の推薦人が必要ですが、彼は全国的に顔と名前が知られているからです。8日には立候補予定者への説明会が開かれ、空本誠喜衆院議員と、守島正衆院議員の秘書の二人が出席しました。守島さんは自身が欠席した理由を“自分は出馬するつもりはない”とした上で“誰が出ても支えられるよう、仲間内を代表してスタッフを行かせた”と説明しました」
ただ、意中の人はミエミエで、
「守島さんは、5日の吉村さんへの出馬要請に名を連ねた一人。吉村さんを担ぐ気なんでしょう」
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