退職は夢のまた夢… 米紙が見た、働かざるを得ない日本の高齢者たちの「厳しい老後」 [Grrachus★]at LIVEPLUS
退職は夢のまた夢… 米紙が見た、働かざるを得ない日本の高齢者たちの「厳しい老後」 [Grrachus★] - 暇つぶし2ch1:Grrachus ★
23/02/04 12:55:24.17 CgjYPnG1.net
2/4(土) 9:30    クーリエ・ジャポン
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世界のどこよりも急速に高齢化が進む東アジアの国々では、若い世代が減少する一方、70歳を超えても働かざるを得ない人が大勢いる。彼らの厳しい暮らしぶりと高齢者を取り巻く労働市場を、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が取材した。


オオナミ・ヨシヒトの望みはただ一つ、仕事を辞めて疲れ切った体を休めることだった。

だがそうする代わりに、73歳のオオナミは毎日深夜1時半に起床し、車で1時間かけて東京湾に面した青果市場へ向かう。キノコ、ショウガ、サツマイモ、ダイコンなどの野菜を車に積み込む過程で、7キロくらいある箱を持ち上げることもしょっちゅうだ。腰には相当な負担がかかる。

それが終わると、都内を車で走り回り、レストランへの配達をこなす。回るのは1日に多くて10軒ほどだ。

ある朝、彼はクリップボードでその日の注文を確認しつつ、市場をせかせかと歩きながらこう言った。「体がいうことを聞く限り、働き続けなくてはなりません」

東アジアでは人口が減少し、労働力を担う若者の数も減っていることから、オオナミのように70歳を過ぎても老骨に鞭打って働き続ける人が増えている。

企業は切実に彼らを必要とし、彼らもまた切実に仕事を必要としているのだ。早期の定年によって年金受給者数が膨れ上がり、アジア各国の政府は退職者に毎月充分な生活費を払うのが難しくなっている。

人口統計学者は何年も前から、富裕国に迫り来る「人口時限爆弾」について警告してきた。だが、日本や近隣諸国はすでにその影響を肌で感じはじめており、政府、企業、そして誰よりも高齢者たちが、高齢化社会がもたらしたさまざまな影響と格闘している。

そして、その変化がとくに顕著に現れているのが職場なのだ。

70歳を過ぎて働くのは「ちっとも楽しくありませんよ」と、オオナミはニンジンの箱の中を探りながら言う。「生きるために仕方なくです」

高齢化による課題と格闘する東アジア諸国
高齢者のなかには、労働者需要の高まりによって新たなチャンスを獲得し、企業側との関係強化につなげている人もいる。より若い働き手のために早い定年を受け入れざるを得なかったと感じていた場合は、特にそうだ。

現在、高齢化が進む国々が取り組んでいるのは、労働者の高齢化という新たな現実─そして潜在的な利益─にどう適応していくかという課題であり、また生涯働き続けてきた人々が、貧困に陥ることなく退職後の生活を送れるようにするにはどうすればよいかという課題である。

世界のどこよりも高齢化が進む東アジアでは、柔軟な雇用体制の整備が急務となっている。人口構造の推移に対応するため、日本、韓国、中国はいずれも政策転換(企業への補助金や退職年齢の調整など)を迫られている。

世界中が高齢化社会への秒読み段階に入ったいま、多くの国がこの危機への対処法をアジアから学ぶことになるだろう。

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