アメリカは「1分け2敗」、日本は「4勝0敗」…元自衛隊陸将が解説する大東亜戦争の"意外な勝敗" [きつねうどん★]at LIVEPLUS
アメリカは「1分け2敗」、日本は「4勝0敗」…元自衛隊陸将が解説する大東亜戦争の"意外な勝敗" [きつねうどん★] - 暇つぶし2ch1:きつねうどん ★
22/08/10 07:19:57.34 CAP_USER.net
中国が台湾に侵攻した場合、アメリカはどう動くのか。元自衛隊陸将の小川清史さんは「アメリカは大東亜戦争で勝利したが、目的達成で考えると1分け2敗だった。このように、アメリカには勝ちを求めすぎて本来の目的を見失う悪い癖がある」という。防衛問題研究家の桜林美佐さんや元海将・空将との共著『陸・海・空 軍人によるウクライナ侵攻分析』(ワニブックス)より、一部を紹介する―。
アメリカが「曖昧」だったら侵攻は起きなかったかもしれない
【桜林美佐】ウクライナ情勢が台湾に及ぼす影響についておうかがいしたいと思います。
今回のウクライナ侵攻を受けて、アメリカの高官が立て続けに台湾を訪問したり、4月初旬にはナンシー・ペロシ下院議長も訪台を発表(コロナ陽性で一度中止し、8月に実施)したりするなど、アメリカ国内でも台湾問題への懸念が強まっているよう見受けられます。
これまで「戦略的曖昧さ」(政府が外交政策の側面について、意図的に曖昧にすること。諸外国と自国の政策目標が相反する場合や、抑止政策におけるリスク回避に有効)を保ってきたものが、かなり旗幟(きし)鮮明になってきたということでしょうか。
【伊藤俊幸(元海将)】消極的と積極的、どっちの「曖昧」を選ぶのが効果的か、という話ですね。今回の戦争にしても、おそらくはバイデン大統領が「ウクライナには軍事介入しない」と明確にしてしまったがゆえに起きたロシアの侵略でしょう。「アメリカが軍事介入するかしないかは、私(大統領)の指示ひとつで決まるぞ。やるかやらないかわからないけど、よく考えて行動しろよ」などと「曖昧」にしてロシアを脅しておけば、また違う結果になったのかもしれません。
トランプ前大統領であれば、きっとそのような対応をしたのではないかと言われています。
おそらく今のアメリカは、「我々はパートナーとしての台湾を見捨てませんよ」という態度を示しているのでしょう。ウクライナはある意味、一度見捨てられたようなイメージがついてしまっています。台湾に対しては、その部分の信頼を取り戻すべく動いているのではないでしょうか。
今回のウクライナ問題で、NATOの「同盟国」と「パートナー国」では、その扱いが全く違うことが明らかになりました(ウクライナはNATOのパートナー国)。それを踏まえると、台湾もアメリカの「パートナー国」でしかありません。だから、アメリカは、「パートナー国のサポートも決して怠らない」というメッセージも兼ねて、現在の台湾との関係を示していると考えられます。
バイデン大統領は台湾防衛の意思を示すべきか
【桜林】この台湾に対する動きは、アメリカ国内でもけっこう反響が大きかったのでしょうか?
【小野田治(元空将)】台湾に関しては、ウクライナ侵攻以前から同様の動きはあったように思います。特にここ5年から10年ぐらい。
【伊藤(海)】中国とのトラブルがあってからですね。

写真=iStock.com/Tanaonte
※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Tanaonte
【小野田(空)】アメリカでは現在、リベラルな識者の中にさえ「もはや戦略的曖昧性が大した意味をなさなくなっている。はっきりと台湾防衛の意思を示さなければ中国を抑止できない」といった声が大きくなっているのは事実です。しかし、私個人としては、その意見には疑問を覚えます。
たとえば、中国はAUKUS(米英豪安全保障協力)やQUAD(日米豪印戦略対話)を指して、「中国を包囲し、封じ込めるための仕組みだ」というようなことを言っているし、実際そう考えていると思います。こうした安全保障の枠組みがどんどんできていくことが、中国にとってはちょうどロシアにとっての「NATOの東方拡大」のように映るわけです。


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch