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完成したラーメン専用カップ酒を手にPRする第一酒造の和田麻弓さん
創業三百四十八年の佐野市の老舗酒蔵「第一酒造」が十月一日、全国初というラーメン専用カップ酒「NOODLE SAKE−春華秋冬−カップ」(百八十ミリリットル)を売り出す。カリスマラーメン女子と共同開発した自信作。新型コロナウイルスの感染拡大で日本酒業界の苦戦が続くなか、ラーメン激戦区という地の利を生かして新境地を開拓する。(梅村武史)
同社周辺は青竹手打ちのちぢれ麺が人気の「佐野らーめん」の故郷。佐野市によると、市内に約百五十店舗あり、人口比のラーメン店密度は全国一という。
「そばやうどんと日本酒との組み合わせはあるが、ラーメンとは聞いたことがない。いつか実現したかった」と発案者の同酒蔵社員、和田麻弓さん(37)。
年間六百杯を食べ歩き「ラーメン女子会」を主宰するラーメンイベントプロデューサーの森本聡子(さとこ)さん(34)に今春、協力を求めた。ともに愛知県一宮市出身。一宮南高の先輩後輩という間柄で親交があった。
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開発に協力したカリスマラーメン女子の森本聡子さん
和田さんが選定した三種類の日本酒を、森本さんが二度、酒蔵に足を運んで利き酒して厳選。二カ月を費やしてラーメン酒は誕生した。スープの油っぽさを消す、すっきりした口触りと森本さんこだわりのフルーティーな味わいが特徴だ。
「ラーメン好きの人に日本酒好きは多い。やっぱり合うよね」と森本さんは満足そう。手軽なカップのサイズ感や、女性が丼の中で日本酒をたしなむ絵柄も森本さんの考案だ。
ラーメン酒は七月中旬、七百二十ミリリットル瓶で先行販売され、一カ月半で限定五百本を完売する大人気。今回のカップ酒販売につながった。
新型コロナの感染状況によるが、「日本酒の日」の十月一日から地元のラーメン店で提供、酒販店や同社ホームページでも販売する予定だ。一本三百九十六円。問い合わせは第一酒造へ。
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