「中年息子の引きこもり」を救った猫は「8050問題」の切り札なのか?at LIVEPLUS
「中年息子の引きこもり」を救った猫は「8050問題」の切り札なのか? - 暇つぶし2ch1:Ψ
21/08/03 19:02:51.96 p+pekI9O.net
いまの日本は「引きこもり100万人時代」と言われています。
中年の引きこもりの子どもと、その親が高齢になり問題になっています。その中にいわゆる「8050問題」があります「80」代の親が「50」代の子どもの生活を支えるというものです。原因のひとつは、子どもの「ひきこもり」があると言われています。1980年代~90年代は若者の問題とされていましたが、それから時間が流れて当時20~30歳代だった若者が50歳代に、その親も80歳代にと高齢化していきました。こうした親子は、あまり社会に知られないように生活しています。今日は、猫が社会的に孤立しないように橋渡しをしてくれた話を紹介します。
「引きこもり問題」はひっそりと進んでいる
イメージ写真(写真:アフロ)
内閣府の令和元年版「子供・若者白書」によりますと、満40歳から満64歳までの引きこもりの出現率は1.45%で、推計数は61.3万人であると発表しています。
家族間のことなので、外から見えにくいですね。苦悩しているのは、あなたの隣人かもしれないのです。
なかなか相談しにくいですが、家族の一員である猫が、外部と中年の引きこもりの息子の架け橋をなったことがあるのです。その猫のミーちゃん(仮名)の話を紹介します。
猫のミーちゃんは、はじめはお母さんに連れられて
(写真:kurono/イメージマート)
猫のミーちゃんがはじめに来院したのは、今から18年前の夏のことでした。
飼い主の乾佐紀(仮名)さんは、ずっと猫を飼っている家庭にいました。先代の猫が亡くなり1年ぐらいして、近所の人に野良猫をもらったと言って小さな509gの子猫を連れてきました。ミーちゃんの症状は、激しく耳を振るというものでした。
ミーちゃんの耳の中いたのは、真っ黒で野良猫によくあるミミダニでした。
佐紀さんは「私は仕事をしているけれど、家にいる隆(仮名・息子)がねぇ。ミーの耳がおかしいって言うのですよ。後ろ脚で掻いて。隆は連れて来ないけれど、ミーのことだけはよく見ているの」と言われました。
佐紀さんは、いつも仕事帰りでバタバタされているので、息子さんが連れて来られたらいいのに、と思って筆者は佐紀さんの話を聞いていました。そんな筆者の気持ちがわかったのか、佐紀さんは、息子の隆さんの話をはじめました。
「うちの隆は、中学生のときにいじめにあってね。それから引きこもりになってしまったんですよ。トイレのとき以外は部屋にこもっていることが多くて。ミーのことは意外と会話をするの。他の人と話をするのが苦手なのよ。でも、先生だとミーの話はできるかも。今度、ミーを連れて来てもいいですか?こんなちょっとしたきっかけで、隆が変わる気がしてね。先生、ご迷惑でなければ」と佐紀さんは言いました。
「だれが連れてきてもらっても大丈夫ですよ」と筆者は答えました。
ミーちゃんは、メスの猫で乾家で大切に飼われているので、それほど病気はしていません。避妊手術をしているので、外に出ることもほとんどなかったのです。ただアレルギーを持っているので、食べ物は病院の処方食にしていました。
ミーちゃんが15歳を過ぎたぐらいに、佐紀さんは定年退職しました。その頃から、佐紀さんのご主人である政男(仮名)さんがミーちゃんを連れて来られるようになりました。


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