21/05/18 08:04:25.81 CAP_USER.net
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韓国で「ラーメン・ビッグ3」といわれる農心、オットゥギ、三養食品の今年第1四半期（1－3月期）の業績が落ち込んだ。コロナ禍の長期化によってラーメン需要が減少していることに加え、原材料費が上昇したためだ。
農心は17日、今年の第1四半期（連結基準）の売上高が約6344億ウォン（約608億円）、営業利益が283億ウォン（約27億円）だったと発表した。前年同期比でそれぞれ7.7％減、55.5％減となった。当期純利益は40.5％減の291億ウォン（約28億円）だった。
韓国国内での売上高は8％減の5614億ウォン（約538億円）。麺類（15.4％）、スナック類（6.6％）、ミネラルウォーターなどの飲料（2.3％）、いずれも売上高が減少した。海外では中国（4.9％）、米国（0.8％）で売上高が減少した一方、辛ラーメンなどの人気により日本（17.1％）、カナダ（10.7％）では売上高が増加した。
原材料価格の上昇、人件費及び販売管理費の増加などが業績に影響を及ぼした。農心の関係者は「固定費及び諸費用の増加によって営業利益が減少した」としながらも「前年が好調だったため、相対的に数字が落ち込んだという理由もある」と説明した。
オットゥギは第1四半期の売上高が約6713億ウォン（約644億円）で、前年同期比で3.8％増加した。しかし営業利益は502億ウォン（約48億円）、短期純利益が390億ウォン（約37億円）で、それぞれ12.3％減、21.9％減となった。
オットゥギの関係者は「ラーメンやHMR（ホーム・ミール・リプレイスメント、調理済み食品）などの売り上げが増えた」としながらも「油脂類など原材料価格が上がり、営業利益が減少した」と説明した。
三養食品の今年第1四半期の売上高は約1400億ウォン（約134億円）、営業利益は144億ウォン（約14億円）で、前年同期比でそれぞれ10.5％減、46.2％減だった。当期純利益は41.7％減の132億ウォン（約12億6600万円）だ。
昨年はコロナの影響でラーメンの売り上げが急増したが、今年は大量買いがなくなり平年に戻ったというのが会社側の説明だ。三養食品の関係者は「世界的な穀物価格の上昇や海上運賃の急騰などによる原材料費、物流費などの上昇が、営業利益の減少に影響を及ぼした」と説明した。
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