インドはどうやって中国軍の「侵入」を撃退したのか [きつねうどん★]at LIVEPLUS
インドはどうやって中国軍の「侵入」を撃退したのか [きつねうどん★] - 暇つぶし2ch1:きつねうどん ★
21/03/05 07:07:51.44 CAP_USER.net
URLリンク(www.newsweekjapan.jp)
中国との国境紛争が生じている地域で補給物資を運ぶインド軍の車両 Yawar Nazir/GETTY IMAGES
<小競り合いが続いていたカシミール地方でインドが中国軍を押し返した戦術と戦略>
インドと中国は2月10日、過去50年間で最大の衝突が生じていた国境紛争で、一部地域からの撤退を開始した。
実効支配線を挟んだにらみ合いは続いているが、今回問題となったインド北東部、ラダック地方のパンゴン湖周辺では、両軍が装甲車などを撤収する様子が衛星写真などで確認された。インドと中国は、領有権争いのある地域を「緩衝地帯」とも呼んでいる。
この結果にインドは大喜びしているに違いない。実効支配線を侵害してインド側に入り込んできた中国軍を、事実上追い返したのだから。
今回の衝突が始まったのは2020年5月のこと。中国軍が実効支配線をまたいでインド側に侵入し、インド軍のパトロール活動を妨害するとともに、野営地や集落を設置したのだ。それは地理的にも規模的にも、局地的とか限定的と呼ぶレベルを超えていた。
中国軍6万人が集結
世界が新型コロナウイルス感染症への対応に追われている間に、中国は実効支配線付近に6万人ともいわれる兵力を集めて、インド側に圧力をかけ始めた。
これは1962年の中印国境紛争後に辛うじて維持されてきた均衡を脅かしただけではない。両国軍はパンゴン湖の北に位置するガルワン渓谷で実際に衝突して、インド兵20人が犠牲になったのだ。
インドのナレンドラ・モディ首相にとっては、メンツをつぶされた格好にもなった。17年にブータン西部のドクラム高地で、やはり中国が実効支配線を越えてブータン側に侵入し、応援に駆け付けたインド軍と衝突したとき、モディは中国の習近平(シー・チンピン)国家主席に直接対話を申し入れる「大人の対応」をしていたからだ。
中国がコロナ禍のどさくさに紛れて実効支配線を越えて、本来インド領とされていた地域の領有権を既成事実化するつもりだったとすれば、ガルワン渓谷での衝突は致命的なミスとなった。インドは中国のゴリ押しを受け入れるどころか、断固立ち向かう決意を固くしたからだ。
インドは経済力、外交力、軍事力を駆使して反撃に出た。まず、インド国内の中国企業にターゲットを定めた。
インドは原材料や完成品の輸入で中国に大きく依存しているが、中国も巨大なインド市場に依存している。そこでモディ政権は、インド国内で中国製アプリの使用を禁止し、中国国有企業によるインフラ投資参加に待ったをかけた。次世代通信規格5Gのインフラ事業から華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)を排除する可能性も示唆した。
外交面でインドは欧米との連携を深める戦略を取った。昨年10月には、アメリカと衛星情報の共有などで合意したほか、インド洋で行われる日米印の合同軍事演習にオーストラリアを招いた。さらに海軍の駆逐艦1隻を南シナ海に派遣して、この海域の領有権争いで中国に対抗する陣営を応援する姿勢を示した。
軍事面では、ラダック地方の軍備を大幅に強化した。陸軍をほぼ3師団配置したほか、空軍もミグ29戦闘機、スホイ30攻撃機、ミラージュ2000戦闘機など最新鋭機を配置した。海軍は、対潜哨戒機ポセイドンを、ヒマラヤ地方の哨戒活動に派遣した。

2:きつねうどん ★
21/03/05 07:07:57.77 CAP_USER.net
中国の意表を突いたインド軍
そうまでしても、中国の侵攻に待ったをかけるのは容易ではなかっただろう。全体として見れば、インドの軍備は中国のそれを大幅に下回るし、中国経済はインドとのデカップリング(切り離し)を許容できるだけの規模がある。
ではなぜ、中国は今回、事実上の撤退に同意したのか。それはインドが限定的だが独創的な兵力によって、ラダック地方の戦術的現実を変えたからだ。具体的には、インド軍は高地を支配して、より低地にいた中国の意表を突いた。
例えば昨年8月末、インド軍はヒマラヤ山脈と並行して走るカイラス山脈の重要地点を確保した。ここからなら、パンゴン湖の北岸と南岸の中国の拠点が丸見えだ。また、インド軍は同湖北岸の高地にも拠点を築いた。この戦術に中国軍は驚いた。そこにとどまっていては、想定を大きく上回る損害を被りかねない。
だから9月初め、上海協力機構(SCO)外相会議のためにモスクワを訪れていた中国の王毅(ワン・イー)外相は、インドのスブラマニヤム・ジャイシャンカル外相と2国間協議に応じたのだ。そこから4回にわたる軍高官級会議が開かれ、インドはこの問題に(取りあえず)片を付けることに成功したのだ。
だが、中印関係の根本的な問題が消えたわけではない。中国の影響力拡大と、定期的な実効支配線侵害は、今後もインドにとって最大の戦略的課題であり続けるだろう。このためインドは、対外戦略の3つの見直しを進めている。
第1に、軍の重点配備地域を北西部から北東部にシフトさせた。これまでインドが最も警戒してきた相手はパキスタンだったが、今後は中国になるだろう。既に陸・空・海軍の再編は始まっている。
「中国の孤立化」を急げ
第2に、中国との経済的デカップリングは今後も迅速に進むだろう。もちろんインドが譲歩しなければならない場面もいくつかあるだろうが、両国経済の軌道が異なる方向を向き始めたことは、今や明白だ。
日米豪印のいわゆるクアッドは、中国のパワーの源泉が自由主義経済の国々との経済的な相互依存関係であることに気付きつつある。従って中国を軍事的に抑止するためには、中国を経済的に孤立させる必要がある。これは短中期的にはクアッド諸国に痛みをもたらすだろうが、長期的には中国の痛みのほうが大きくなるだろう。
第3に、インドは引き続き、欧米諸国との協調路線を強化するだろう。これまでは、物質的および地位的な便益をるためにアメリカに追随していたが、今は、生き残りのためにアメリカと歩調を合わせる必要がある。インドが中国に対抗するテクノロジーや資金、武器を確保するためには、アメリカをはじめとするクアッドが必要不可欠だからだ。
パンゴン湖周辺からの中印両軍の撤退は、ひとまず両国間に緊張緩和をもたらしているが、根本問題が解決したわけではない。中国の軍事的台頭と領土拡張志向を考えると、今後も定期的な武力衝突は避けられないだろう。
インドが中国の弱いものいじめに立ち向かうためには、真に有効な軍事的抑止法を手に入れる必要がある。インド政府はそのために、これまでにない努力をする決意のようだ。このことは中印関係だけでなく、インド太平洋地域全体の地政学をも、新たな段階に移行させるだろう。
<本誌2021年3月9日号掲載>
ハーシュ・パント(英キングズ・カレッジ・ロンドン国際関係学教授)、ヨゲシュ・ジョシ(国立シンガポール大学南アジア研究所研究員)
URLリンク(www.newsweekjapan.jp)

3:Ψ
21/03/05 07:13:19.89 tHEA9OS4.net
インド軍にはエグゾフレームの部隊があったな

4:Ψ
21/03/05 07:14:50.76 Bde7w0Ld.net
中国また負けたか。
本文読む限り、解放軍には碌な戦術家が居ない様だ。

5:Ψ
21/03/05 07:19:18.88 Hw0r6GMY.net
アホアイツらはカネのバロメーター。
カネの為ならなんでもする様にプログラミング
されとんじゃ!
そこを見抜けてから行動しろ!

6:Ψ
21/03/05 07:21:41.09 Hw0r6GMY.net
100の理屈並べるよか札束。
こっちまで害を及ぼすならパンダを挽肉にして
送り返すぞ!
舐めんな!!!
この國の神々を!

7:Ψ
21/03/05 07:22:39.73 Nbro5GgL.net
>>4
最弱軍だよな実際、ロシアも軍備はまああれだが実践は弱い

8:Ψ
21/03/05 07:36:22.10 GR2dpaci.net
尖閣はあげよう

9:Ψ
21/03/05 07:42:19.69 F/gjzAz0.net
年中行事だろ
インドはパキスタンとも毎週やってるらしいね
国境の税関あたりで大騒ぎしてるらしい

10:Ψ
21/03/05 09:20:23.01 xYMq86co.net
ロリータ服の転売が問題になり「当ブランドを身に着けてないと並べない」ということにしたらとてつもない地獄が出現した話
URLリンク(zwisyi.srivaishnavam.org.au)

11:Ψ
21/03/05 09:31:07.99 chcSaIsy.net
中国人を見たら梅毒と思え

12:Ψ
21/03/05 09:42:52.44 rzi8OtXj.net
最弱この國の政治家。
そこを見抜けて初めて国が分かる

13:Ψ
21/03/05 10:14:32.68 VV2eEYMp.net
両軍撤収なら引き分けじゃん
なに勝ったの負けたの言ってんだ

14:Ψ
21/03/05 10:16:09.09 oC6q285t.net
>>1
敵地が丸見えの拠点に野戦築城をおこなったのは
いい手だ
日本も対馬と先島諸島全島を要塞化しろ!
中国人と朝鮮人を対馬と先島諸島全島から叩き出せ!!


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