21/01/16 07:12:33.89 CAP_USER.net
道東の原野で「角が4本」ある野生のエゾシカの姿をHBCのカメラが捉えました。厳しい自然を生き抜く野生動物の姿です。
草を食む1頭のオスのシカ…角が4本あるのが分かります。ネイチャーガイトの橘さんは、もとからある角に別のオスの頭の部分が向かい合わせでからまったと推測します。
「シカは発情期が10月から11月くらい。その時期にメスを争ってオス同士が角の突き合せをする。その時にからまったと思う」(ネイチャーガイド 橘利器さん)
繁殖期になると、オスどうしが角をぶつけ合い、強さを誇示するエゾシカ。通常、角が絡まったまま解けないと、その2頭とも自然界で生きていくのは難しいということですが…
「からまった状態になるのは過去にも例があるが、両方とも死ぬんですよ。弱って。水も餌も食べられない。こんな片方が生き残ったという例はないのではないですか?すごい貴重だと思います」(橘さん)
このオスのシカの角は、春には自然に抜け落ちて、からまった角は外れるということです。橘さんはこのシカを見つけても追い回したりせずに静かに見守ってほしいと呼びかけています。
URLリンク(www.hbc.co.jp)