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カレーにしょうゆ、塩辛い味大好き飛騨市 ３カ月減塩生活に挑戦
2020年11月24日
岐阜県内で最も塩分過多の地域の一つとされる飛騨市で、市は減塩に本腰を入れて取り組んでいる。
市内５家族に減塩の調味料を配って血圧計を貸し出し、３カ月間の成果を確認する市初の試みを始めた。
市の調べによると、市民は幅広い世代で塩分の取り過ぎの傾向があるとされ、
有名な「漬物ステーキ」や、漬物やカレーライスにしょうゆをかけるなど、塩辛い味を好む人が多いという。
２０１８年度の特定健診では、比較的重い高血圧の人の割合が県内自治体で最大だった。
同年実施した年代別の６種の健診の結果からも、６割以上の人が目標値以上の塩分を取っていることが判明している。
こうした現状を家族単位で変えようと、市は同市河合町角川の町公民館で開いた「減塩フォーラム」で、
減塩に挑む５家族に「減塩ファミリーモニター」を委嘱した。市は塩分を減らしただしやしょうゆなどを配布。
モニターは減塩調味料を使って３カ月間生活し、日々の血圧検査と期間終了後の尿中塩分検査で成果を確認する。
同モニターの１人で日頃から減塩に取り組んでいるという女性（７３）＝同町角川＝は「病気が少ない楽しい家庭にしたい」と話していた。
同フォーラムでは医師の講演や減塩食品の配布もあった。市民約５０人が参加した。
URLﾘﾝｸ(www.gifu-np.co.jp)