20/08/08 15:00:59 NNsND6+h.net
韓国も異常気象で例年になく雨が多い。
南部はやっと梅雨明けしたが、人口の半分が住むソウル首都圏をはじめ
中部や北部ではまだ雨が続いている。
すでに大雨による被害が出ており首都ソウルでは
都心を流れる漢江(ハンガン)の水位が上昇。
公園や駐車場になっている河川敷は完全に水没し、洪水の危険も出ている。
漢江の上流は北漢江と南漢江になっていて、
北の方の最上流には昭陽江(ソヤンガン)ダムがあり、
南の最上流には忠州(チュンジュ)ダムがある。
いずれも超大型ダムで、首都ソウルを洪水から守ってきた。
その両ダムが今回、長期の大雨で満杯となり、
放流を始めたため漢江の水位が上がったというわけだ。
ところで両ダムは1970年代から80年代にかけ日本の経済協力を得て完成したものである。
特に韓国最大の昭陽江ダム建設は国交正常化(65年)の際、日本から提供されたいわゆる
請求権資金を使った代表的プロジェクトの一つだった。
韓国は当時、日本からの資金はそうした経済建設に使い、個人補償は韓国が受け持つと約束している。
その結果、韓国は立派に経済建設を実現し、
国民生活を豊かにしてソウル市民を洪水から守ってきたのに、
今また日本に補償を要求しているのがいわゆる徴用工問題である。
韓国内で処理すれば済む話ではないのか。(黒田勝弘)
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