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C2輸送機 「青い鯨」は空中で大きく口を開ける [きつねうどん★] - 暇つぶし2ch1:きつねうどん ★
20/08/06 06:33:26.35 CAP_USER.net
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青みがかった外装とずんぐりした外見が特徴の航空自衛隊C2輸送機=6月29日、航空自衛隊入間基地(田中一世撮影)
 航空自衛隊が導入した国産輸送機「C2」は、水色とグレーの中間色の外装から「青い鯨」と呼ばれる。
 一般的な旅客機と同じ固定翼の飛行機で、機体(長さ・幅44メートル、高さ14メートル)はジャンボジェット機に比べ一回りは小さい。だが、ずんぐりして恰幅(かっぷく)のよい形状のため迫力がある。自衛隊の装備品や隊員を輸送するのが任務で、機内構造の大半を貨物室(奥行き約15メートル、高さ約4メートル)が占める。
 6月29日、河野太郎防衛相が視察のため搭乗したC2が、埼玉県の空自入間基地から南下し、神奈川県の三浦半島の先端で折り返す約220キロのルートを約45分間飛行した。
 この様子は報道陣にも公開され、同乗した隊員や報道陣は壁面に並んだ簡易な布張りの椅子を広げて座った。三浦半島に近づいたとき、隊員から着席とシートベルト着用を指示された。まもなく、飛行中であるにも関わらず貨物室の最後尾の扉が全開し、床も下がった。機体の後ろが大きく口を開けた形になり、眼下に海が広がった。
 この機能が肝である。
 南西諸島(沖縄県など)では中国の軍事的圧力が強まっている。万が一、日本の離島が敵に侵攻された際、C2は必要な装備品や隊員を前線に運ぶ任務を担う。装備品にパラシュートを付け、大きな開口部から地上に投下するのである。
 席に座っている状態では怖さを感じない。ただ、命綱を付けながらとはいえ、開口部近くで投下作業を行う隊員は最初はたじろぐに違いない…。
 C2は、古くなったために順次引退することが決まった主力輸送機C1の後継機で、平成30年に運用が始まった。C1より大型化し、貨物搭載能力は約3倍に増強された。海から浜に上陸する水陸両用車、化学防護車、UH60ヘリコプター、野外手術システム、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)も運べるようになり、隊員は100人以上乗せられる。
 印象的だったのが機内の広さである。
 記者が過去に見たC1や米国製オスプレイといった輸送機の内部は、配管や骨組みで“ゴチャゴチャ”し、窮屈感があった。C2は広くてすっきりし、クリーム色を基調とした壁面が明るい雰囲気を醸し出す。2段ベッドも設置された。
 さすがに大型旅客機ほどの静かさや安定感はないが、近くに座った人との会話に苦労するような騒音はない。
 快適性を求めたのは、南西諸島など遠方に飛ぶ必要があることから、航続距離が伸び、飛行時間が長くなったためらしい。
 C1の航続距離は3トン搭載時で1700キロ。一方、C2は20トン搭載時で7600キロと段違いで、給油せずに米ハワイまで飛べる。空中給油機の給油を受ければさらに遠くまで足を伸ばせる。
 航続距離と輸送力が強化されたC2の役割は、離島有事の際の輸送だけではない。
 初任務は平成30年1月。先の大戦で激戦地となった硫黄島(東京都小笠原村)で戦没者の遺骨収集に赴く遺族らの輸送だった。
 今年4月には、中東で活動した海上自衛隊P3C哨戒機が帰国途上、経由地のベトナムでエンジンの不具合を起こした。そこで、C2が整備機材と隊員約20人を日本から現地に運んだ。
 地震などの大規模災害時には、救援活動に必要な車両を素早く被災地に空輸することが可能となる。
 マルチプレーヤーの活躍を期待されるC2は川崎重工業製で、空自は現在11機保有している。普段は美保基地(鳥取県)を拠点としている。(政治部 田中一世) 
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