20/06/06 21:58:34 CAP_USER.net
コロナ禍で公演を休止している神戸文化ホール(神戸市中央区楠町4)が、無人の舞台でピアノ演奏を楽しめる
「HALL de PIANO」を始めた。世界3大メーカーのオーストリアの「ベーゼンドルファー」社、
米国の「スタインウェイ&サンズ」社製の2台を用意し、本格的舞台に立った演奏者の気分を味わってもらう。
運営する神戸市民文化振興財団は「ピアノ好きな方は気楽に参加してもらいたい」としている。(津谷治英)
同ホールは、新型コロナウイルス感染の拡大を予防するため、政府の自粛要請を受け2月末から
コンサート、演劇などを中止、延期してきた。5月21日に緊急事態宣言が解除されたが、出演者らとの日程調整、
3密(密集、密接、密閉)対策に時間が必要で、再開に向けて準備を進めている。
再開までの間、無人の中ホールを有効活用しようと企画したのが「HALL de PIANO」。
2台のピアノは、グルジアのエリソヴィルサラーゼさんら国内外の著名演奏家も弾いたもので、
5月末に一般公募したところ、たちまち6月の予約が埋まる人気で、7月も開催を予定している。
市内外問わず応募でき料金は1時間3千円。1回につき5人まで利用できるため連弾や、2台の弾き比べも楽しめる。
また弦楽器に限定して楽器持ち込みができ、協演もできる。
練習目的に限定しているが、撮影は可能。チェロを持参し、家族だけのミニコンサートを楽しむグループも。
同振興財団・営業企画課の坂本京子さんは「動画を撮影されている方もいる」と話す。
実際に舞台で弾いた神戸市西区の会社役員の女性(56)は、マーラーのアダージェットを演奏。
「めったにない機会でぜいたくな気持ち。音の伸びを実感できました」と笑顔で話していた。
問い合わせは同ホール(電話番号はソース参照)
ソース 兵庫おでかけプラス 06/06
URLリンク(www.kobe-np.co.jp)