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豪各地で抗議デモ強行 米黒人死亡事件でアボリジニの人権問題に共鳴
2020年6月6日
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豪シドニーで、米国で広がる抗議運動への連帯を表明して「Black Lives Matter（黒人の命は大切）」運動に参加し、当局に拘束されて死亡するアボリジニが多い事態を終わらせようと訴えるデモの間、儀式を行うアボリジニ
オーストラリア各地の主要都市で6日、政府が新型コロナウイルス対策として外出自粛要請を出す中、
「Black Lives Matter（黒人の命は大切）」運動に参加するため大勢の人々が路上へ繰り出した。
当局や保守派リーダーらが、人が大勢集まる抗議デモは新型ウイルスの感染拡大につながると指摘していたにもかかわらず、シドニーやメルボルンなどの都市ではデモを強行。
裁判所は健康上の理由に基づきシドニーでの抗議活動を違法と認定したが、デモ行進が始まる数分前に控訴審によって判決が取り消された。
シドニーでの抗議デモはおおむね平和的に行われたが、「Black Lives Matter」運動に反対した1人が警察に連行された。
「場所は違うが同じ話」と書かれたプラカードもあった。
同じく人種差別の歴史という負の遺産を抱えるオーストラリアでは、多くの人々がこの運動に強く共鳴している。
主催者団体は、先住民アボリジニの間で受刑者の割合が非常に高いことや、拘束時に死亡する人が多いことに関心が集まることを願うと述べた。
同国ではこの30年間で400人超のアボリジニが、当局に拘束された際に死亡している。
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【写真特集】世界各地に広がる抗議デモ 米黒人男性死亡事件
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米北部ミネソタ州ミネアポリス（Minneapolis）で、黒人男性ジョージ・フロイド（George Floyd）さん（46）が、
拘束時に警官に膝で首を押さえつけられて死亡した事件に端を発する抗議デモが、米国外にも広がっている。
米国内での抗議デモはミネアポリスのみならず、ニューヨークや首都ワシントンなど全米に拡大。
英国やデンマーク、ドイツ、ギリシャ、ノルウェーなどでは、米国大使館前で抗議デモが繰り広げられるなど、世界中に「飛び火」している。
ソースに写真多数
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