20/06/05 09:12:22 CAP_USER.net
韓国政府、対北朝鮮ビラ禁止立法を推進…南北関係解決の糸口になるか
2020-06-05
一部の北朝鮮離脱住民(脱北民)団体の対北朝鮮ビラまき(5月31日、金浦)を契機に南北当局が4日、久しぶりに“攻防”繰り広げた。
北朝鮮では、金正恩(キム・ジョンウン)委員長の実妹で最側近のキム・ヨジョン朝鮮労働党中央委員会第1副部長が乗り出した。キム第1副部長は個人談話で、脱北民団体の対北朝鮮ビラまきを「最高尊厳にまで触れた跳梁跋扈」だとし、「悪事を働くよりも、それを見て見ぬふりしたり、見逃す方が憎たらしいもの」だと述べた。「敵対行為の禁止」を明示した2018年4月27日の板門店(パンムンジョム)宣言と9・19軍事合意書を想起させ、「法律でも作り、しっかり取り締まらなければならない」と、韓国当局に求めた。
韓国政府は「キム・ヨジョン談話」に対し、公式であれ非公式であれ「遺憾」を表明しなかった。むしろ、法律制定による対北朝鮮ビラの取締りの意志を強調した。短期的には警察官職務執行法と「海洋廃棄物及び海洋汚染堆積物管理法」などを援用して北朝鮮へのビラまきを取り締まり、中長期的には立法を通じて取り締まりの明確な法律的根拠を作るという方針を公式発表した。予想を上回る前向きな対応基調だ。大統領府関係者は記者団に対し、「対北朝鮮ビラは百害あって一利なし」だとし、「安保を脅かす行為だ」とまで述べた。
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