20/06/05 07:39:31 CAP_USER.net
ケンタッキーフライドチキンの店舗前に立つ、創業者カーネル・サンダースの立像。
普段は生前のサンダース氏がいつも着ていたという白いスーツ姿だが、イベント時には別の衣装を身につけることがある。
クリスマスにはサンタクロースの真っ赤な服を身につけたり、ハロウィンには仮装したり...。なかには、鎧兜をつけた「武者カーネル」が現れる場所も。
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カーネルおじさん...?(よっちゃんさんのツイートより)
こちらはツイッターユーザーのよっちゃん(@WE1w1yPctRaeZSA)さんが2020年5月29日、KFCの鎌倉店(神奈川県鎌倉市)前で撮影したカーネルおじさんだ。
時代劇の登場人物が着ていても違和感がないような大きな兜を身につけている。老眼鏡の下にはマスクもして、もはや誰かわからないほどだ。
ケンタッキーの公式ウェブサイトによると、サンタクロースの服は全国共通だが、「ハロウィンカーネル」や「武者カーネル」の衣装はスタッフのお手製だそう。まさか、この本格的な鎧兜も鎌倉店のスタッフが作ったのだろうか...?
平安末期から鎌倉初期の「大鎧」を再現
結論から言えば、今年、鎌倉店の鎧兜を作ったのは、鎌倉で地域活性のために活動する「鎌倉もののふ隊」。Jタウンネット編集部は6月2日、代表の鎌倉智士さんに電話取材した。
「鎌倉もののふ隊」とは、鎌倉で生まれ育った鎌倉さんが地元の歴史を人々に伝えるために結成したグループ。鎌倉武士の装いで様々なイベントに参加したり、鎧兜を作るワークショップを行ったりしている。
カーネルおじさんの鎧を作ることになった経緯について、鎌倉さんは
「毎年各店舗が作った独自の鎧を着てましたけど、ぜひとも我々に作らせてもらえないかと問い合わせをしたところ、今年、『どうぞ』というお話を本部の方からいただきまして、作らせていただく、という運びになりました」
と説明した。