20/01/21 20:53:35 CAP_USER.net
記録的な暖冬の影響で冬物商戦に異変が起きています。さらに、この暖かさは国の天然記念物にも
大きな影響を与えています。
朝から雪かき。これぞ、冬の秋田です。21日の積雪は13センチ。これでは平年の5分の1ほどです。
暖冬の影響は各地に広がっています。八ケ岳では天然氷を作る時期ですが…。
八義蔵元・高橋秀治さん:「(Q.きれいに凍っているように見えるが?)まだちょっと厚みが足らない」
「(Q.こういうことは?)初めてです」
天然氷は15センチにならないと出荷できませんが、気温が高い日が多く、今は5センチほど。
動物にとっても厳しい環境に。ニホンヤマネ。年々数が減っている国の天然記念物です。
12月になると雪の中で冬眠するそうですが今年は…。
清泉寮やまねミュージアム・饗場葉留果さん:「雪がまばらにしかない。雪の布団がないことで
温度変化が体に伝わりやすくなり、冬の間もしかしたら起きてしまっている可能性もある」
ヤマネが冬眠に入るのは8度。この冬、周辺の最高気温は平年に比べ2度以上高く、8度を下回る日は少ないです。
清泉寮やまねミュージアム・饗場葉留果さん:「(Q.住みにくい環境ができると?)生活スタイルを崩すということになります。
下手すると、ヤマネの数にも影響を与えるかもしれません」
暖冬のため、冬物衣料で苦戦した百貨店では、まだ厚手のコートが売れる時期ですが、すでに春物が人気に。
寝具コーナーでは、すでにタオルケットへの問い合わせも多く、花粉症の対策グッズも売れているそうです。
いまだに営業できないスキー場がある兵庫県豊岡市では「雪乞い」。ゆるキャラの「玄さん」も真剣な面持ちで参加します。
4年前は雪乞いの1週間後に雪が降ったそうですが、今年は…。
神鍋観光協会・岡森泰明会長:「神事中にあられが降ったりして、ちょっとワクワクして待ち望んでいます」
ソース テレ朝news 01/21 20:30
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