20/01/14 19:04:58 qRmB/AZF.net
私は中流家庭で育ち、中流階級の言葉遣いを身につけましたが、故あって下層階級の人として生きることになりました。
「場にふさわしい言葉遣い」というものがあります。
中流階級の人と会話するには、中流階級の口語表現が必要ですし、
下層階級の人と会話するには、下層階級の口語表現を覚えねばなりません。
貧民窟で中流階級の言葉遣いをしていては、会話が成立しません。
威勢よく啖呵を切らなければ、侮られてしまいます。
「のろまの、うすら馬鹿」として迫害され続けた、この5年間、私は必死で語学に励みました。
侮られ罵られる度に、私の語彙と表現力は豊かになりました。
そして今日、ついにその時が訪れました。
何も考えなくても、威勢のよい啖呵が、口を衝いて出ました。
適切に怒りを表明することによって、殴られることも蹴られることもなく、穏やかに問題を解決することができました。
就寝前の1時間、毎晩欠かさず、発音練習を続けた甲斐があったというものです。
以上、私事で恐縮ですが、謹んでご報告申し上げます。