19/11/15 07:29:38 CAP_USER.net
中学1年生だった横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから15日で42年になります。
母親の早紀江さんがNHKのインタビューに応じ、「一刻も早く、家族が元気な間に子どもたちを取り返してほしい」と話し、
肉親との再会を強く求めました。
横田めぐみさんは、昭和52年11月15日、新潟市の中学校から帰る途中、北朝鮮に拉致されました。
当時13歳だっためぐみさんは、先月、55歳の誕生日を迎えました。
母親の早紀江さん(83)は、拉致から42年が経つことについて、「日本の国家が何をしているんですかという気持ちです。
家族はずっと変わらず、一瞬一瞬、辛い思いをして、それを抑えながら倒れないように泣かないようにして元気を出していかなきゃと、
そういう思いでいます」と心境を語りました。
14日、87歳になった父親の滋さんは、去年から入院生活が続いていますが、めぐみさんの写真を毎日見ているということで、
早紀江さんは「めぐみの弟の哲也が『めぐみちゃんも頑張っているから、待っていてあげなきゃだめだよ』と言うと
『分かっている』と話しています。一刻も早く、元気な間に子どもたちを取り返してほしい」と話し、肉親との再会を強く求めました。
そのうえで、「キム・ジョンウン(金正恩)氏の心一つであちらの国にも平和が訪れると思います。
被害者を返すことで大きな喜びがわき、『いろんなことはあったけれど、会わせてくれて本当にありがとう』と、
北朝鮮に心からの支援がいくような、みんなが幸せになる交渉が進んでほしい」と話し、北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長に
すべての被害者を帰国させる決断を求めました。
そして最後に、北朝鮮にいるめぐみさんについて、「家族みんなで頑張っているからあなたも頑張ってねという言葉しかありません。
いつかなんとかなるかもしれないと思って頑張っているんでしょうね。めぐみもものすごい42年だったと感じているでしょうし、
本当に酷なことです。もうちょっとだからねって、健康にだけは気をつけてねって言いたいです」と話していました。
ソース NHK NEWS WEB 11/15 07:25
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