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高校野球部で暴力 先輩が鉄アレイで後輩の胸を攻撃
2013年02月17日
ニュース
水戸市の水戸啓明高校で去年５月、２年生の野球部員が後輩の部員の
胸を鉄アレイでたたいて大けがを負わせていたことがわかりました。
学校側は、暴力があったのを知りながら、高校野球連盟に報告していませんでした。
問題があったのは、水戸市にある私立「水戸啓明高校」です。
学校によりますと、去年５月末、野球部の２年生の生徒が、自主トレーニング中に
同じ野球部の１年生の男子生徒に対して持っていた鉄アレイで胸をたたいたということです。
たたかれた男子生徒は、胸の骨を折るなど全治およそ１か月の大けがを負いました。
たたいた男子生徒は、学校に対して「試験の成績や寮での生活態度が
よくないので注意しようとしてやった」と説明したということです。
また、野球部ではその前の月にも、別の生徒が同じ生徒の胸をたたいていたことがわかり、
２人は、謹慎処分を受け、その後、野球部を退部しました。
いずれのケースも学校は県の高校野球連盟に報告していませんでした。
水戸啓明高校の照沼多計夫副校長は、「暴力事案があったことは遺憾です。
子どもたちの将来を考えて報告しなかったが、きちんと報告すべきだったと考えている」と話しています。
そーす NHK茨城県のニュース
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