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僕は道を歩いていて、ときどきクスッと笑うことがある。
「ああ、自分は天下の帝京大学なんだ」と思うと、嬉しさがこみ上げてくる。
激烈な帝京大学入試を突破してから~10年。
合格発表の日のあの喜びがいまだに続いている。
「帝京大学」・・・・・
その言葉を聞くと、僕は自然と身が引き締まります。
帝京の先輩方に恥じない自分であっただろうか・・・・。
しかし、先輩方は僕に語りかけます。
「いいかい?伝統というのは我々自身が作り上げていく物なのだよ」と。
僕は感動に打ち震えます。
「人が何をしてくれるかを問うてはならない。君が人に何をなしうるかを問いたまえ」
僕は使命感に胸が熱くなり、武者震いを禁じえませんでした。
でもそれは将来日本の各界をになう最高のエリートである僕たちを鍛えるための天の配剤なのでしょう。
日本を作りあげてきた先輩はじめ先達の深い知恵なのでしょう。
帝京大学を卒業し社会に出ることにより、僕たち帝京大生は伝統を日々紡いでゆくのです。
嗚呼なんてすばらしき帝京大学。
知名度は世界的。人気、実力すべてにおいて並びなき王者。
素晴らしい実績。余計な説明は一切いらない。
「ご職業は?」と聞かれれば「帝京大生です」の一言で羨望の眼差し。
合コンのたびに味わう圧倒的な帝京ブランドの威力。
帝京大学に受かって本当によかった。