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福井一成「一発逆転超手抜き受験術」’11年版
エール出版社
P118
「現代文は勉強しないのがベスト」
現代文はあまり勉強しない方がよい。なぜなら、
いくら勉強してもそれほど偏差値は上がらないからだ。
生まれてからこの18年間に、どれだけ日本語と接してきたか
(例えば、読書したり作文を書いたり……)によって
現代文の実力が決まってしまうので、いまさら1年くらい
勉強したところで大勢に影響はないのだ。
それに、現代文は本番の試験でもあまり差がつかない。例えば、
記述式テストなら、解答欄を適当に埋めておけばそれなりに点数がもらえるし、
逆にどんなに完璧な答案を書いたつもりでも、何だかんだといって減点されてしまう。
結局、上位と下位との差があまり開かなくなってしまう。
それは、現代文には決まった正解がないからである。
正解が1つしかなく問題数も少ないので、0点のヤツも満点のヤツもいる数学とは対照的だ。
だから、理系の受験生が数学の勉強に時間をさいたとしても、
文系の受験生は現代文に時間をかける必要がないのだ。
そういうわけで、現代文の勉強は必要最低限でよい。その必要最低限とは
どのくらいかというと、入試問題を1週間で1問のペース、つまり1年間で50問も解けば十分だ。
もちろん、入試問題以外の勉強は必要ない。やるだけ時間のムダだ。