24/04/25 16:22:00.60 0Z+Ykzer.net
フリーマーケットで売る物を探すために
押し入れを引っかき回していたら、
二十数年前の日記が出てきた。
母が書いたものらしい。
開けてみたら、俺が生まれてから、一歳まで
毎日俺に関する出来事が、書き綴られていた。
「今日は指をしゃぶっていた」とか・・・
「もうすぐ立てそうだ」とか・・・
まさか、あの頃はこんなクズに育つとは
夢にも思っていなかったんだろうな。
罪悪感と不甲斐なさで涙が出てきた。
燃やしてしまおうかと思ったが、それは思いとどまった。
新聞紙でグルグル巻きにして、昔のレコードと一緒に
押し入れの奥深くに封印した。
もう二度と見たくない。
残念ならが俺は親にとっての青い鳥では無かったらしい。
今まで散々期待させておいて、
何一つ応えられなくて本当にごめんなさい。