22/01/26 08:43:42.91 NsCKX/j0.net
長文
まだ高校生だった頃の話
彼氏の家に料理を作りに行ったことがある
普段から料理をしていたので自信があったし、彼氏も楽しみにしてくれていた
しかし、彼氏の家で包丁をとったところまともに食材を切れなかった
切断面は汚く潰れ、みじん切りはミンチのようになってしまう
結果的にかなり見映えや食感の悪い料理が出来上がってしまった
彼氏には「普段料理してるなんて嘘だろ、嘘つき！」と責められた
泣きながら家に帰り母親に話したところ
「彼氏君の家、包丁研いでないんじゃないの？」と言われハッとした
その日の夕食は私が作ったのだが、いつも通り綺麗に切れたし普通に美味しく仕上がった
そういうことかと納得したと同時に、自分の知らない間に調理器具をメンテしてくれる母に感謝した
翌日、その夕食をタッパーに詰めて彼氏の昼食に差し出してみた
彼氏は「お前の飯の腕はもう分かってるから」とうんざりした顔をして
それでもと勧めて一口食べると、あろうことか「これ母親に作ってもらったんだろ、見栄を張るなよ」と言われた
これが決定打になって別れた
その彼氏から十年ぶりに(人伝に)連絡が来てどうやらよりを戻したがっているらしいんだけど
「料理は上手くなったか？w」とか聞いてくるからコイツ自分が何も悪くないと思ってるんだなと思いスレタイ