20/05/23 05:21:00 HUVzlpf3.net
小学校の頃から剣道を頑張っていた私は、けっこう強くなってさ
女子剣道では名前が知られる立場になったのだけど。
高校に入ると高校総体にも出場できた
それで大学に入学すると、当然、サークルは剣道部にするつもりだったのだけど。
何気なく、他の部の見学をしていると
そこでサークルの勧誘をしているイケメンに会ったわけ。
背も高いし。
空手とか合気道とか武道もやっているそうだし。
私も剣道をやっているので、すぐに意気投合した
「あはは、そういえば俺も中学の頃、剣道をやっていたよ」彼がそんなことを言ったから
「え、ホント、」何て言って、ここぞとばかりに自分をアピールしようと思ったら
「ちょっと理由があってさ、辞めたのあけど」何て言いながら私の方を観て来た
「あ、どうしたの」何てしおらしくしていると
「そういえば、名前は朔美だったよな」何て言いだした。
「うん、そうだよ」と答えると
「お前、まさかサクか」何て、私昔の綽名を言い出した。
「え、それ小学校の頃の綽名だけど」そんな返事をすると
「お前、やっぱりそうだな」何て言いだした
「忘れたのか。さんざんいびりやがったくせに」そんなことをいって睨みつけて来た
「えっと、」その顔を聞いて、ようやく思い出したのは、少し小柄で気の小さそうな
男の子の姿だった
そういえば当時、イジメていたのにそんなのがいたような