15/11/17 13:19:58.42 7jZenIsM.net
もともとの人物・事柄・物体・概念の名前とキャラ化しやすい特徴だけが残った
「別人」が、ひとり歩きをする、ひとり歩きする姿を見たフォロワーが、無邪気に
後を追い、ひとときキワモノの萌えを消費する。
キワモノが消費されてしまったら、征服者は、己の「強さ」「目利き」の証明のため、
あるいは純粋に評価すべき対象を引きずり下ろすため、あらたな「萌え」を作り上げる。
その脇で、ひっそり、彼女らが自尊心のためだけに「受け！」「萌え！」だと
主張したキャラたちのやおい関係を、心から愛でている者がいるとは思わず、晴れやかに高らかに
「私ってすごいでしょ！」のためだけに、「○○×□□萌え！」「○○は受け！」と叫び続ける腐女子たち。
大声でわめきちらす征服者たちが、現在の「腐女子って～でしょ？」という視線を作り上げたのではないか。
「愛している！ 愛している！」と叫んでみせることだけに夢中で、いったい自分が
「誰を」「どのように」愛しているのか、まったく顧みもせずに。
ひとりひとりの切実なあこがれ、崇拝、情欲を踏みつけ、
「萌え！ 萌え！」「受け！ 受け！」と先に叫んだほうが勝ちとばかりに。*3
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*1：適当なキワモノキャラがいない場合、主役のメカ同士に魔の手が伸びることも
*2：油断すると、自分もこの意味なきチキンレースに参加してしまうことがある。
自戒してもなかなか治らないもんだ。困ったね。
*3：男性ジャンルの「萌え」ブームとか、「ツンデレ」などの属性をぺたっと
張り付けてキャラを矮小化するやりかたと同じ構造だと思う。
ただし、女性向けのほうがラベルの種類がとぼしい。
女性の流行語ってワンフレーズ１コきりのとき多いような気がするな。
かわいーとか、超とか、どんだけーとか。バリエーション少ないよね。