【5浪】オラエモンの宅浪駅弁入学記★154【趣味】

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【5浪】オラエモンの宅浪駅弁入学記★154【趣味】 - 暇つぶし2ch551:車内の空気が身を包んだ指定席を見つけ、荷物棚にスーツケースをやっとの思いで担ぎ上げ、座席に勢いよく腰を下ろした。鳥取大学に入り三年目の夏、8月半ば、オラエモンは企業のインターンシップに参加していた。 8月上旬より二週間あったインターンシップを終え、盆に実家に帰省するところだ。オラエモン自身驚いているのだが、大学に入って考え方がすごく変わった。 1年の夏からインターンシップ参加や、学内の先輩の紹介で研究室に入り浸り、多くの知識を取り入れ、また発信してきた。学内成績優秀者にも選ばれ、学費免除権も与えられている。 3年になるころには単位もとり終えた。もっともそれは、授業以外にも資格取得等で単位免除もあったおかげだ。そのおかげで3年の4月からは東京に住居を移し、ベンチャー企業で働いている。得た収入は最低限生活できる分だけ確保し、残りは実家に送金している。正月ぶりの帰省となり、家族とも顔をあわせるのは8ヶ月ぶりになる。今回は就職先の報告となる。実は2年のインターンシップ時点で大手企業から熱烈なアプローチを受けており、人事から一年以上連絡を取り合っている。既に内定者用の席は用意してもらっているのだ。やっとこれでおれも独り立ちできるかな、と新幹線に窓から見えた富士山を眺めながらどんな話をしようか、家族とどこに行こうかと考えながら眠りについた。

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