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慶應義塾大学の2013年・2014年度の「補欠者数・歩留率・辞退者総数」
①入学者の学力でわかった本当の実力偏差値
世に出回っている偏差値というのは、「どの程度の学力があればその大学に合格できるか」という難易度を示しています。
各予備校が全国規模で実施している模試の結果をもとに、前年の入試結果を参考にしながら、
概ね合格可能性が50~60%のラインを示します。
ところが現実には、受験生はいくつかの大学・学部を併願して合格した中から入学先を選ぶため、
実際の入学者たちの学力は合格者の偏差値とは一致しません。
つまり普通にいう偏差値は、合格ラインの目安ではあっても必ずしも大学の本当の実力を表しているとは言えないのです。
そこで本誌(朝日新聞デジタル)は大手予備校の駿台予備学校の協力で、前代未聞の入学者の偏差値の調査を試みました。
駿台予備学校情報センターの坊野宏一次長はこう話します。このデータを調べると特徴的なのは、
旧帝大や筑波大、一橋大、神戸大などの国立大は合格者と入学者の偏差値がほとんど変わらないのに対して、
私立大では早慶を筆頭に、二つの偏差値の間に差があることです。
たとえば今春(2013年度)の入試では、上智大経済学部は合格者偏差値62.1に対し入学者偏差値は56.1(その差6.0)、
法政大経営は54.1と48.0(その差6.1)、立命館大政策科学は58.7と50.8(その差7.9)となっています。
合格者偏差値と入学者偏差値の間には6.0~7.9もの差があるのです。坊野次長はこう話します。
「私立大は文系・理系ともに、この3年間で合格者入学者の両方とも数値が下がっているところが多い。
これは私立大が厳しい状況にあることの表れでもあるでしょう」
「結局、私立大は上位校でも、国立大との併願先という位置づけになってしまっている。
早慶レベルでも、中堅以下の国立大と対抗するのがやっとなんです。」(坊野次長