21/06/12 17:22:31.83 vRo/Ze1V0.net
>>218
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【★「専制主義」 について学習する】
●『開かれた社会とその敵』 (※政治学、カール・ポパー)
<出典> URLリンク(ja.wikipedia.org)開かれた社会とその敵
<出典> URLリンク(ja.wikipedia.org)開かれた社会
「『開かれた社会とその敵』("The open society and its enemies")は、第二次世界大戦中に「カール・ポパー」によって著され、広く読まれることになった2巻本である。
1945年にロンドンのルートリッジ出版社から最初に出版された。」
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*「概要」
「『開かれた社会("open society")』とは、1932年にフランス哲学者「アンリ・ベルクソン」から提唱されたコンセプトである。その後、第二次世界大戦中にイギリス哲学者「カール・ポパー」によって発達した。」
「ポパーは、「開かれた社会」を「その個人らは、個人自身の意思決定について向き合っている("confronted")」と定義し、「魔術的、部族的、集団主義な社会」(←※専制主義)とは対照するものという。」
「ポパーは、「開かれた社会」を、自然的で部族的な『閉ざされた社会("closed society")からの歴史的連続体』として捉える立場である。対面コミュニケーションを欠いた抽象的で個性喪失した社会(←※専制主義)から『伝統に対しての批評的態度によって、開かれた社会に至る』と主張した。」
「開かれた社会においては、『政府は敏感で寛容深く、政治機構は透明で柔軟である』とされる。それは『権威主義』の反対であると主張されている。」
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*「さらなる特徴」
「『人道主義、平等主義、政治的自由』は、『開かれた社会』が理想とする基本的な特徴である。
これらは古代アテナイの政治家「ペリクレス」が擁護していたものである。
彼の葬儀のスピーチでは、「社会的地位によって能力が評価されなかったり、属する階級によって才能を妨げられることはなく、 貧困によって道を妨げることは無い。国家に奉仕できる人であれば、その出生が不明であることはハンディになることは無い。我々の政府で楽しむ自由は、我々の普通の生活にも及んでいるのである。」と述べられている。」
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