15/06/19 04:14:55.09 RCQCEhkR0.net
ハールマン下宿では、彼が血がなみなみと入ったバケツをもって階段を駆け下りていくのを見た、という目撃情報があった。
ハールマンは「私は肉屋ですから」の一点張りで笑うだけだった。
警察は完全に行き詰ってしまった。
2ヶ月前、ロベルト・ウィッツエルをいう18歳少年が、サーカスを見に行ったきり行方不明。
熱心な捜索願を受けた警察は、ハールマンの悪事を暴くキッカケと考え、捜索願を受理。
警察から川から見つかった頭蓋骨を見せられ、その内のひとつの歯並びの酷く悪い頭蓋骨が息子のものだとすぐ分かった。
ロベルトの友人は「ロベルトは『警察関係者の男』と一緒にサーカスにいきました」と証言。
少年にハールマンの写真を見せたところ「警察関係者と名乗っていたのはこの男」と断言した。
少年は、実は自分もロベルトも14歳から同性愛者をお互い自覚し「ホモだち」関係になり同性愛者のたむろする、カフェやレストランに出入りしハールマンと知り合った、と告白。
のちにハールマンは自供の中で、少女のような少年を『あの子も犯して殺したかったな』とカミングアウト。
ハールマンの部屋から見つかった服に、ロベルトの服も発見。
事情聴取受ける少年は警察待合室を通りかかった男性が、ロベルトの上着を着ているのを発見。
「その上着はどこで手に入れました?」と尋ね、男性は答えた。「ズボンと一緒に、ハールマンさんから買ったんです」「ズボンには、ロベルト・ウィッツエルって身分証明が入っていました」
取調官は、ハールマンを厳しく尋問。
追及をかわしてきたハールマンが動揺、屈服寸前。
1人の荒っぽい警官が怒鳴り、胸倉を掴んで脅し、ハールマンの尻を剥き出し、ゴムホースで殴りまくる。
「そんな事はやめろよ」と優しい警官が入ってきて、温和に同情を持って接し、なだめすかして自白に追い込む。
素朴で同情や好意に弱いハールマンに、この作戦は的中。
逮捕1週間後、涙を流しながら言った。
「牧師さんを呼んでください。お話します」
「何を?」
「人を殺した事です…」
「何人かね?」
「30人か40人か………思い出せません」
「どうやって殺したんだね」
ハールマンは答えた。
「喉を食い千切ったんです………」