19/09/26 21:00:31.99 pGQjJQ1C.net
ただ、不純物が多すぎる。
仲間が連れ去られてその命が懸かっているのに微エロ会話でふにゃふにゃする。シリアスな展開で作った緊張感をギャグ会話でぶち壊していく。
主人公サイドや敵サイドの行動理由がはっきりするまでにずいぶん時間がかかる。そのため出発点と到達点がはっきりしない(楽園に行く、という台詞にいまいち重みが乗らない)。
台詞はときおり難しい漢字を使って痛々しくカッコつけて行動は幼稚。それいるか?というような設定をドヤ顔で開陳する。ふらふら、だらだら、続いていく。
特に嫌悪感を催さずにいられなかった点が「物語にまつわるあらゆる要素が『やりたい展開』のためだけに用意され無用になればポイ捨てされていく」こと。「この章ではこれをやりたい。
そのためにこの設定とこのキャラを用意して彼をこうしよう」みたいなのが見え透いていて、まったくそのとおりに進んでいく。
「ちくしょおこのままじゃ負ける嫌だうぉおおおおお!」はまさしく王道のなかの王道であり、うまくやれば熱く、面白いものであるはずなのに、
毎回毎回くだらない展開で「うわぁ仲間がやられたちくしょうゆるさねぇ俺いまから本気だすぜ」みたいな確定演出BGMと共に同じパターンが繰り返され、
なおかつ「やったか……?」からの「……やったと思ったか? 今回はこのくらいにしといてやる」がセットでついてくるため、もはや毎話毎話まるごとギャグみたいになっています。
そして、