24/08/14 23:57:34.87 +mVmO5S/.net
あの人は今 元大阪桐蔭高校野球部 西谷浩一さん(60歳)
2030年、夏の甲子園の決勝戦。 それをテレビで見つめる男がいた。
昨年まで大阪桐蔭高校野球部で監督を努めていた、西谷浩一さんだ。
「あの頃は若かったですね(笑)」若き日を回想する西谷さんは、どこか寂しげだ。
「未だに当時の夢を見ることがあるんですよ。また甲子園で春夏連覇を達成する夢を」
西谷さんは56歳の時の2024年夏の甲子園に出場したものの、2回戦の小松大谷に0-3で完封負けで敗退。以後も甲子園優勝を目指したものの
それからは甲子園からは遠ざかり、昨年に大阪桐蔭高校を定年退職した
今は居酒屋を営む傍ら、地元の少年野球のコーチを勤めている。
暖簾の屋号の文字は元メジャーリーガー、藤浪晋太郎氏の手によるものだ。
「いらっしゃい」。宝塚駅東口から歩いて3分。
「ベビースターラーメン居酒屋 西谷」の暖簾をくぐって店内に入ると赤いタオルを
頭に巻いた西谷浩一さんと奥さんさんの元気な声に迎えられた。
「去年の4月にオープンしました。暖簾の『西谷』という文字は教え子の藤浪に書いて
もらったものだし、開店に合わせてスポーツ紙や田端のチャンネルでも取り上げてもらった。
おかげで、県外から足を運んでくださるお客さんが多かったのはうれしかったですね」
藤浪さんは本当に嬉しそうに、僕たちに語ってくれた。
とはいえ、その分、プレッシャーも大きかったという。
「普通は酒とベビースターラーメンは合わないと思うでしょ。
けど高校野球の監督をやっていたときから、勝てないときはベビースターラーメンを食べながら酒を飲んでストレスを発散して忘れるようにしていました
それでも関西人の人にとってはベビースターラーメンなんかのお菓子はつまみにならんやろと
それで怒られちゃったこともあるけどそれも修業のうち。我慢、我慢です」
かつてのライバルで現U-18代表監督の須江について尋ねると…
「知ってます?去年までは僕の方が(通算勝利数)上だったんですよ?」と、おどけ
「俺もバット変更さえ無ければって…歯がゆいですけど」
「今はもう高校野球の監督に未練はありません。今度はこの、ベビースターラーメンで日本一になれるよう、がんばるだけです!」
(写真)ベビースターラーメンを手に持つ西谷さん