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●一度登った山でも、次も同じ方法で成功するとは限りません 渡辺元智監督
高校野球の強豪・横浜高を長年率い、1998年には松坂大輔投手(現中日)らで甲子園を春夏連覇した渡辺元智前監督の言葉。
一度、ある山の頂点を極めても、山を下りたら荷物を取り出し、装備を点検し、次の登山に備える。
次回への反省点として、装備品や食料は足りていたか、日程やコンディショニングに狂いはなかったか、チームワークは、支援体制は……。
入念に振り返っても、新たな山に登るときは、また一からのスタートだ。
春、センバツ山は頂点にたどり着いた。
しかし夏の甲子園という山は、センバツ山とは気候も、条件も、チーム構成もまるで異なる。
センバツ山の成功体験によりかかっていては、対応できないような突発事態もあるだろう。
一度成功したから、次も同じ方法でいい、と安心してしまうと、進歩は止まってしまう……。
史上5校目の春夏連覇達成は、春の優勝に満足することなく、次の険しい登山に周到な準備をしたからこそだった。
1/2(水) 読む甲子園 楊順行