17/08/21 03:15:31.21 XIxBRln2.net
<大阪桐蔭―藤浪晋太郎の暗雲>
今季阪神入りした甲子園のスター右腕・藤浪晋太郎(大阪桐蔭)が脚光を浴びた今シーズン。
大阪桐蔭から初の巨人選手となった辻内の暗く悲しい日となった。
05年夏の甲子園では156キロをマーク。
1試合19Kを奪ったドラフト1位左腕が、プロ8年間で1軍のマウンドに立たずして終わった。
185センチ88キロのがっしりした体型の辻内は、ズドンと表現される剛速球が持ち味だった。
プロ野球に入ってくるプレーヤーは“素材はみんな一級品”だ。
そこからどれだけ、生業である野球に没頭するか、できるか。
簡単なようで、当たり前のようで難しい。
タニマチや有名人が群がり、夜の街に誘う。
若くして高級取りになり、何処に行ってもチヤホヤされて勘違いしてしまう。
プロで成長できるかどうかは目の前の「野球」とどれだけ向き合えるか、だ。
オリックス時代のイチローは、首位打者を7年連続獲得しても球団の寮から出ようとしなかった。
「お金を持つと、すぐに一人暮らしをしたがるのは普通の選手。−こんなに“練習”できる環境があるのに、寮を出るなんて」といったイチロー。
メジャーへ行っても、怪我らしいケガもなく、トップコンディション、トップクラスの記録を作り続けたのは「プロ意識」そのものだった。
落合が日本一の4番だと認めた男、金本知憲もこう言っている。
「昔やったからどうこうってのはない。今なにをやってるかの方が絶対大事やと思う。」
「現状に満足したら終わり。」
「野球頭のない子だからねえ」とは辻内の周囲評。
教えても誰も投げられない剛速球を自分の力で磨く「才能」に欠けていたのだろう。
左腕で156キロを投げることの出来る日本のプロ野球投手がどれだけいたのか。
誰かが苦難を代わってくれるほど人生は甘くなかった。
◆辻内崇伸(つじうち・たかのぶ)1987年12月5日生まれ、大阪桐蔭。3年夏に甲子園出場。
藤代(2回戦)で19奪三振(大会タイ記録)。通算でも大会歴代2位の65奪三振。
最速156キロをマークしベスト4。05年の高校生ドラフト1位で巨人入り。
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