15/06/22 12:38:46.41 IDog+bQO.net
URLリンク(tochou.blogspot.jp)
知識分野は出題数が少ない上に、(特に理系では)それほど得点に差も付かないことが想定されますから、実質的には、知能分野の出来が最終合否に影響する仕組みになっています。
なお、択一試験の負担の軽減は、庁内の昇任試験でも行われてきました。知識の暗記よりも、考える力を重視する方向に都庁が舵を切ってきた表れと言えます。
庁内の昇任試験では、出題範囲の縮小に加えて、足切りのみで使用されるようになり、近年はさらに資格化(一度合格すれば、翌年度から3年間は択一免除)と、択一の比重が軽減されてきました。
そうした方向性は、採用試験にも反映されてきています。以前は専門択一まで行われていました。
一方で、当局は優秀な人材を取り逃がしたくないはずです。論文・面接の採点を行う物理的な制約から人数の絞り込みが必要なのは理解できるとしても、択一の足切りで本来取りたい人材を見逃すことになるのではとも思えます。
(今回の改正でも、択一が足切りの役割も兼ねるのは変わらないでしょう)