ゲーセンで起きたちょっといい話スレ 第7章at GECENゲーセンで起きたちょっといい話スレ 第7章 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト100:名無しさん@お腹いっぱい。 06/08/12 21:02:12 k8ZyW8mf.net しかし、ある時からT君は一瞬…ほんの一瞬だが暗い顔をするようになった。 何か悩みがあるのかと心配になったが…そこまで俺がでしゃばってもいいのかと思うと、聞くのが躊躇われた。 そして冬休みも終わり、もうすぐ受験という時だった。 いつものように店に行くと、そこには暗い顔をしているT君がいた。 そして、俺がT君の近くに行ってもその暗い顔は変わらないままで… T君は、「話しがあるんだ、裏に来てくれないか?」とだけ言って先に裏に行ってしまった。 ただならぬ雰囲気を感じた俺は、すぐにT君を追い掛けて何かあったのかと問いただした。 するとT君は、涙を目に溜めながら、こう言った。 「俺、お前と同じ高校行けなくなっちゃったんだ…俺…引っ越すから」 それを聞いて、俺はやっとT君の顔が暗かった訳がわかった。 そして、俺は何か言おうとしたけど…声が出なかった。 T君は続けた…「俺、絶対、お前の事忘れないから…」 それだけ聞いた時、深い絶望感が俺を包んだ…でも、その状態でも聞きたい事があった。 また、会えるよな? 俺はT君にそう聞いた…T君は顔を伏せて、田舎に引っ越すんだ、遠すぎる…とだけ言った。 続く… 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch