22/05/24 08:10:13.93 K9CQkVBa0.net
>>623さん資料感謝です
インタの文脈からいっても間違いなくアルベル=竹宮さんだよね
竹宮さん的には、当時懺悔するのを許す側のマチアとう存在に増山さんをダブらせていた
ように思える
その辺から判断しても、萩尾さんをマンションに呼び出しての詰問は二人でした事だけど
後日手紙を渡したことやその内容については竹宮さんが単独でやった事という気がするわ
「だっくす」(竹宮恵子─少年なるものをめぐって)より引用↓
─ぼくはちょっと前の作品で「ロンド・カプリチオーソ」っていうのも
内容が深いと思うんです。
あれは兄のアルベルが一応善人なんですけど同時に内面に悪魔的なものを持っていて、
その二面性にすごく苦しむわけで、ぼくもそうなんですけど現代の多くの人がそういう苦しみを
持っていると思うんです。
で、最後にマチア・シュールへの懺悔という感じで終わってるんですけど、ああいう作品を
お描きになった動機とか、経過についてお伺いしたいんですけど。
竹宮 非常に私的問題なので恥ずかしいんですけども、やっぱり私自身がそういう状態にあったから、
ということなんです。
だからむしろアルベルの心境を描きたかったというか、自分がどうしようもないのを作品の中で
私自身が懺悔してたようなものだと思ってるんです。