02/03/17 23:38 BfOws0TV.net
ネタ探しに講談社の現代囲碁大系の大橋本の巻を読んでたら、感心するというより
なんか胸が一杯になってきた・・・
これだけ書いただけじゃ、意味のないカキコだから少しだけ引用。
「終局は午後八時だった。それから橋本は二、三人の人と一緒に焼肉を食いに行った。
以前から健啖家でもあり、酒もよく呑んだ。今日もよく食べるゾと見ていたところ、
案の定、肉でも肝でも野菜でもばりばりと召し上がる。そして人にちょっとやりませんかと
ビールをすすめながら、自分の方がよく飲んでござった。三本ぐらい飲んだであろうか。
筆者はその光景を眺めながら腹の中で呟いた。
『馬力のあるはずだ』
橋本六十八歳の秋。天高く馬肥ゆる時季であった。」
「藤沢(朋)との手合い(王座戦)が(昭和四十七年)七月二十七日、関西棋院であった。
その日の朝、瀬越が自宅で自殺していたのが発見されていた。対局直前、日経の記者を
別室に呼んで、瀬越の死を知らせ、「しかし、このことは藤沢さんには言わないように。」と
念を押した。藤沢の心情に波紋を起こさせないようにとの配慮である。藤沢は翌日東京で
瀬越の死を知った。
その碁は白番の橋本が八十八手で黒を潰した。」
>>24
講談社の大系にはありませんでした。
一般人は読売新聞か囲碁年鑑のバックナンバーを探すしかないかも。