22/07/05 00:10:10.81 d3rLc6bT0.net
>>404
なんとなく続き
「それは……」
「もうソフィーのことを姉さんって呼ばないで欲しいの、これからは私がカサンドラだけの姉さんなんだから、
カサンドラも私だけの妹になってくれないと……ダメかしら?」
「でも……」
「そうなのね……カサンドラがそんなんじゃ私悲しくってまた消えちゃうかも」
「そんなのやだ!いなくなるなんてやだ!やっとティア姉さんがソフィーティア姉さんに
本当の姉さんになってくれたのに!」
「じゃあちゃんと私に誓って……カサンドラは私だけのティア姉さんの妹になるから、
ソフィーはもういらない、捨てるって」
「そのかわりソフィー・アレクサンドルをかつて姉だった他人って誓ってくれるなら」
「ティア・アレクサンドルはカサンドラ・アレクサンドルの姉であると同時に恋人であり妻であることを
永遠に誓ってあげる」
「ホント?ホントなのそれ!私だけの物になってくれるの!お姉さんで恋人でお嫁さんになってくれるの!でも…」
「大丈夫よ、ソフィー・アレクサンドルはそう遠くないうちに私の中で消滅するわ」
「ソフィー姉さん本当にいなくなっちゃうんだ」
「そう、その時が本当に私がソフィーティア・アレクサンドルになる時なの、さ、誓ってソフィーを捨てるって」
「うんっ♪」
ティアがベッドに腰かけ瞳を閉じると、髪の色が金に代わりその表情が至福に満ちた永遠に目覚める事無き安らかな寝顔へと変化する。
そしてカサンドラは新たな姉であり恋人であり妻であるティアを手に入れるのと引き換えに、かつての姉ソフィーを捨てる儀式を行う。
「ありがとうソフィー姉さん、私の為にティアをこの世界に生んでくれて、
ありがとうソフィー姉さん……私にティアを与えてくれて、
でももうティア姉さんは私の物になったから、だからもうソフィーはいらない、さよなら」
「そしてこの青いレオタードは私とティア姉さんだけの物」
くしゃくしゃに丸められ、床に放置された茶色のレオタードをカサンドラはソフィーに着せて行く。
「ソフィーに相応しいのはこのボロボロで汚らしいレオタードよ、お似合いだわ」