16/10/23 20:03:45.62 /v1MNxY7u
>>521
俺は間宮さんの甘味処に電話をした。
プルルルル・・・・
「はい、甘味処間宮です」
「俺だ。すまんが喉が渇いた。アイスコーヒーを持ってきてくれ。ああ、長門、大淀、お前らも何か飲むか?」
「なら私はオレンジジュースを頼む。コーヒーは苦手なものでな」
「ウーロン茶でお願いします」
「…だそうだ。なるべく早く持ってきてくれ」
「かしこまりました。いつも提督ご苦労様です」
10分ぐらいしたころ、大鯨がお盆の上にドリンクを乗せてやってきた。毎度のことながら早いな。
さて、受け取ろうか…と思っていると、ドアが急に空いた。奴隷子ゴーヤだった。何しに来たんだ?
「てぇ~とくぅ~、ワックスゥが切れたでちぃ~。どこにあるかしらんでちぃかぁ~?」
そう言って足取りのおぼつかない調子でやってくる子ゴーヤ。そのまま勢いよく地面に倒れこみ、近くに立っていた大鯨に激突した。
「きゃあっ!!」
ガッシャーン!!
乗っていたドリンクは勢いよく爆ぜ、コーヒーの入ったグラスが近くにあった書類の上にかかった。
さっき書いた奴だったのに!これじゃもう一回書き直さなきゃならんじゃないか!!
「てめぇっ!!よくも書きかけだった書類を!!」
「デピィッ?!」
俺はそう言ってまだ状況が飲み込めていないような子ゴーヤに駆け寄り、思いっきりビンタした。