16/10/23 19:53:04.30 /v1MNxY7u
>>520
俺は子ゴーヤにこの前終わらなかった廊下のワックスがけを命令し、執務に向かった。
11時ごろ、俺は長門、大淀と書類の整理をしていた。最近は大変多い。元帥派が深海棲艦との一部和平に成功するという大戦果を成し遂げたのと、
アイオワ、ウォースパイトなどをはじめとして各国から艦娘が来るようになったので、各国軍からの共同作戦計画や、作戦指揮の依頼が我々元帥派のもとに届くようになったのである。
このせいで最近は俺もひっきりなしに仕事に追われている。だから奴隷子ゴーヤを捕まえたのだが、あんな状態になるとはな。
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「提督、司令部および各国の関係者、協力者からの連絡だ」
長門が俺の前に書類の束を差し出した。
「どこの誰からだ？」
「うむ、まず国内からは大石蔵良旭日艦隊司令長官から来ているな。日本武尊、建御雷の艦娘化、および
電征、蒼莱、マ式豆爆雷、対空噴進弾などの装備の縮小化で進展があったようだ。対空兵器の方は私も関心があるので後で読ませてくれ」
「なるほど、他は？」
「轟天建武隊からも来ている。金剛が欲しがっていた艦娘用ドリルが完成したそうだ」
「やらない夫元帥からは来たのか？」
「来ているぞ。国内からはこの三名だ」
「海外からは？」
「第501統合戦闘航空団のミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ少佐から来ている。ネウロイ掃討と並行して深海棲艦撃滅にも協力したいとのことだ。詳しくは読んでくれ。
ああ、ロシアのレオン・トロッキー氏からも来ている。スタノボイ山脈付近まで深海棲艦の地上部隊が進行しつつあるので協力を要請したいとのことだ。米国のキンメル海軍大将からも来ているぞ。次に送る予定の米国艦娘のことについてだそうだ」
…聞いていてうんざりする。だが仕方がない。我々が破れたら日本が滅ぶだけだ。
「わかった。感謝する。では始めよう。大淀、お前も協力してくれ」
「…わかりました提督。今日中に終わらせましょう」
大淀は嫌々ながら席に着いた。
一時間ぐらい作業していると、ふと喉が渇いた。最近ムシムシするからな。何か頼むか。