16/10/19 00:09:39.18 9Y2HNj7UN
>>501
キキッ、と車が停車したのは、元帥派が経営する研究施設である。
そこで大佐は、引っ立てられ、長官の前に突き出された。
「やあお久しぶりだねえ大佐君。君もしつこいなあ…。いい加減ボクもイラっと来たよ」
「くそ、どういうことだ?ゴーヤは艦娘だぞ。こんなことしていいと思ってるのか?」
大佐は精一杯食って掛かる。
「元帥派が最大派閥だし、この国の司法行政立法は全て元帥派の息がかかったものが管理している。だからどうしようがボクらの勝手さ♪」
「くっ…このっ…ふざけるな!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「まあいい。まあいい。それと君には面白いものをお見せしよう。ちょっと君、あれを持ってきて」
「はっ」
長官は部下に指示し、あるものを大佐の前に持ってきた。
「なっ…なんだそれは…?」
「ハハハ、これは瞬間冷凍装置だよ。もちろん、超特殊な、ね。これを君の身体で実験したい」
「ふざけるな!さあさっさと縄を解け!」
「ハハハ、ダメだ。君はここで始末するよ」
「やめろぉぉぉぉぉ!!!!!」必死で命乞いするが、この外道の大佐に助かる理由など無い。
「ビィーーーーーーー」瞬間冷凍装置の冷凍ビームが大罪人、愛護派大佐の体を直撃した。
「ウガガガガガァアア!!?」震えた悲鳴を上げ、愛護派大佐は氷のクリスタルに包まれた。