16/10/18 23:53:05.65 0BOiQ8WAt
>>499
元帥派に煮え湯を飲まされまくっていた大佐は、ついに自分の目的が達成でき、勝利の喜びを噛み締めていた。
「やった…。ついにやったぞ…。これで元帥派はついに潰れたんだ…。これであの子たちの笑顔を守ることができる…」
大佐は仲間と戻る途中、自然に笑みがこぼれていた。
元帥派というあの化物と闘い、生命を落としかけはしたものの、結果的には全滅させ、ゴーヤ立場を復権させ帰ることができるのだ。
部下「まぁ命あっての物ですよ。 とにかく。 “終わった”んですよ。 さあ、戻りましょう」
そう言って部下は大佐のもとに近寄ろうとした。
その時だった。
またしても憲兵たちの姿が消滅し始めたのだ。
長官はしつこく再生してくる大佐のために、大佐の天敵をまた雇っていた。
その男の名は弁護士M。
この弁護士はアカシア操作の使い手で、アカシックレコードを自在に書き換えることが出来るのだ。
「うわああああああああああ!!!!」
「やめてくれえええええええええ!!!!!!!」
憲兵の悲鳴もむなしく、今回も大佐を除いて全員歴史ごと抹消されてしまった。
そして弁護士は時間の逆回しを始めた。そう。攻撃開始以前に。
「さてさて。全くもってあの大佐は馬鹿だなあ。私に勝てると思い込んでるとはねえ。まあいいや。これで長官はまたボーナスをはずんでくれるからいいか」
そして、時間は元に戻り、動き出す。