16/09/29 22:07:37.92 U6T2Td0oV
>>411の続き
ゴーヤ5858号
母ゴーヤ(5800号)がココを出てから2週間が起ったでち。
今日は、ここでの最後のゴーヤカレーの日で、ゴーヤがお外に出て敵と戦う日でち。
今日のゴーヤカレーは、真ん丸の、お魚の眼玉が入ってたんだ。
とっても珍しいってみんなに言われたんだよ(笑)
早くママに会って、一緒に悪い敵を倒して、みんなのために頑張んるんだ。
ゴーヤの配属先がママと一緒の所ならいいんだけどなぁ、ママ元気にしてるかな?
ゴーヤの配属先は初老のてーとくの鎮守府だったでち
海から少し遠い所で、すっごく大きなお家だったんだよ
「わあ、大きなお家でち!!」
「ふふふ、2週間前に来た彼女もそう言っていたよ、気に入ってもらえたなら嬉しいよ」
「ち?ゴーヤの他にもゴーヤさんがいるんでちか?」
「うん、そういえば水着に5800って書いてあったね」
「ああ!!、それママでち!ゴーヤのママでち!わーいわーい、ママと同じ鎮守府でち、うれしいなぁ」
「ほう、あの子は君のママだったのか、そうか、そうか、ではママに会いに行く前に、支度をしようじゃないか」
「は~~い!!早くママに会いたいなぁ」
それから、直ぐに地下の階段を下りてお部屋の中に入って行ったんだ。
ここで、ママに会う準備をするんだって、どんなことするのかなぁ?
お化粧とか可愛いフリフリの水着とかかな?でも早くママに会いたいなぁ。
お部屋の中をキョロキョロしてるけど、お洋服とかお化粧道具とか無いんでちね。
真っ白な床とか壁に所々赤いシミが付いてて少し臭かったんだ。
それから扉が閉まり、鍵がかかる音がしたんでち。
「ママに会うにはもう少し待っておくれ、直ぐに済ませるからね」
「はぁ~い」
そう言って、笑顔で後ろを振り返ったんだ……
「諸君、このゴーヤを逮捕したまえ。縛りあげて第5処置室に連行したまえ」
「でげええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!」