16/09/28 22:06:18.19 k3VF33ja8
「で……ち?!?!?!、あ、あれ??ゴーヤなんで痛いの??頬が痛い……痛い……なんで?」
ゴーヤは座ったまま、左頬を摩りながら、近くの鏡を見て悲鳴を上げた。
「でっちゃああああああああああああああ……ゴーヤのぷりちーなお顔が……どうしてぇ……」
「やっと理解できたみたいだね、私が君を殴り、君が吹っ飛び、顔が砕けて、可愛らしい顔になったんだよ(笑)」
ゴーヤは鏡に映る自分の顔を見て驚いている、鏡と私たちを交互に見て、白衣の職人たちが手に持っている刃物に視線を落とした。
「な、なんで?!なんでゴーヤを叩くんでち??ゴーヤ何も悪い事なんてしてないよう……」
「うん、君は何も悪いことはしていないよ、、でもね、君は『ゴーヤ』なんだ、それだけで酷い目に会うには十分なんだよ」
座っていたゴーヤは起ちあがって、唯一の扉に向かって走って向かったが、扉が開くことは無かった。
鉄の扉を両手で叩いて、「開けてくだちぃ、助けてくだちぃ」と悲痛な叫びを一生懸命叫んでいる、なかなかカワイイ子だ。
職人たちに命じてゴーヤを取り押さえさせる。このゴーヤは当分生かしておこう。じっくり苦しめて肉に深みを与えるのだ。