16/08/20 22:57:34.66 zRdN449gl
ガチャ
「よおゴッパ、どうやら生き残ったようだな」
「でち…疲れたでち…。でもこれでやっと自由が手に入るんでちね…」
「ああ、そうだがその前にまずしてもらわなきゃならんことがあってな」
俺はそういい、ゴッパの前にある装置を差し出した。
「これはなんでちか?」
「ああこれはな、お前らゴッパだけに効く特性の薬を出すことが出来るスイッチだ。これ押したら出てっていいぞ」
「でちっ!本当でちか?!」
「うん俺は嘘つかんぞ、ほらとっとと押せ」
「合点でちっ!!」
そして、「ブシューーーーーーーーーー」という音とともに、部屋の天井から薬が放出された。
「おお、なんかすごs・・・デギャ―!くるしいでちィなんだこれでちィ!!早く助けてくだちぃぃぃ!!」
「これはゴッパだけに効く薬だって言ったじゃないかwまあ勿論ゴキジェット的な意味での奴だがw」
感のいい方ならお分かりだろうが、これは反乱鎮圧用のでちコロリである。もしもの場合にセットされていたのだが、液の期限がそろそろ来てしまうので、今ここで使ってしまおうという訳である。
「デチィィ!ひどいでちぃ!!」
「何言ってるのかなwお前ががスイッチ押したから全責任はお前にあるんだよwさあさっさと成仏しろやゴミが!」
「で、で、デゲェェェェェ!!!」
こうして生き残ったゴーヤは極上の絶望を背負いながら倒れ伏した。そしてそのままでちコロリは部屋中に充満し、ゴーヤの死骸を全て溶かし去ったのであった。
完