16/04/23 19:12:45.90 BeB41xmGQ
野生に返されたゴーヤ達は、その大半が死に絶えたが生き残りは各地で様々な被害を起こしていた。
畑を荒らして農家に甚大な経済的損失を出したり、徒党を組んで女性を暴行したり、子供を虐めて精神的な障害を負わせる、住居に侵入して老夫婦を殴り殺す、
無関係な鎮守府に押し入って他の艦娘を解体したり無関係な提督に因縁をつけて殺したりや、軍施設を占拠してテロまがいの行為を行うなどなど。
数え上げたらキリがないほどの目に余る被害を出していた。
そんな被害の引き金ともなった愛護派大佐のゴーヤ愛護総合協会愛は、そ知らぬ顔でゴーヤ虐待の問題に噛み付き、非常識な提督、元帥派について言及して
『ゴーヤを虐待するな! ゴーヤに愛を! 元帥派の壊滅を!』と歌っていた。
しかし元帥派が独自に設立してある諜報機関のせいで、これらが愛護派大佐の指示によるものであることがすっぱ抜かれてしまい、一気に愛護派は窮地に立たされることになってしまった。
そして元帥派はゴーヤの被害にあった人に支援をしたり、率先して今回の事件で捨てられたゴーヤを駆除したため、一気に世間からの評価を上げることに成功した。
愛護派大佐は地団太を踏んで悔しがったがすべては後の祭りであった。
完