11/04/05 11:46:14.69 AOzrHEwJO.net
「ぅ、あぁ!何を…するッ!」
何も見えない。身体も動かない。
セシルには、ただ喚く事しか許されなかった。
それはゴルベーザを悦ばせる事にしかならないが。
胸鎧を引き剥がされ、大きな胸が弾けるように露になる。
「や、やめろ!」
ひやりとした外気に胸が曝され、身体の上に何かが圧しかかるのを感じ、セシルの背に戦慄が走る。
「ふん…ずいぶんと立派なものだな」
小手を外した無遠慮な掌が、セシルの白く柔らかな胸に触れた。
「…!」
整った形を押し潰すかのように、乱暴に鷲掴み、揉みしだく。
「は、ぐ…ぃた、い…っ!」
愛撫、などという優しい動きなどではない。ただゴルベーザの興味を満たす為の暴力だ。
潰し、揉み、乳首を摘み上げる。
「ひ、ぅ…あ!」
人差し指と中指で乳首を挟み、ぐりぐりと刺激する。ただ痛いだけの感覚が、身体の奥底で何かを疼かせる。
「…ふむ?」
セシルの僅かな変化を感じとったゴルベーザが、乳首への刺激を続けた。
「ゃだ…!やめっ…!」
「―ほう、ここがいいのか」
「ちが…!ぁあ!あ…!」
くにゅくにゅと乳首を弄ぶ。淡い桜色の乳首が、やがてぷっくりと膨らみ色づいていった。
「これは敏感な事だな」
くつくつと喉の奥で笑いながら、ゴルベーザはセシルの乳首に吸い付いた。
「ッあ…!あ、ン…!」
まるで飴でも舐めるかのように、乳首を舌で転がす。ざらざらとした感触が、セシルを狂わせていく。
「やだ、やめて…!ぁは、う…!」
艶めいた声が、クリスタルルームに反響する。
何故、こんな事になっているのか。
地底のクリスタルを守るためにここに来たのではなかったか。
何故こんな、為す術もなく蹂躙されあられもない姿を曝しているのか。
セシルはわけもわからず泣いた。
黒龍に塞がれた隙間から、透明な雫が次から次へと流れてゆく。
「試練を乗り越えた聖騎士とやらも、この程度か」
更にセシルを打ちのめす為に、ゴルベーザは嗤う。
「仲間も守れず、世界も守れず、男に組み敷かれて悦ぶただの卑しい女よ」
残酷な言葉を投げ掛けながら、セシルの下半身から鎧と下着を剥ぎ取る。
脚を広げさせ、ささやかな陰毛に守られた秘部を剥き出しにした。
セシルは、朦朧とした意識でこれから何をされるのかを理解する。
だが身体は依然として動かない。恐怖のあまりに喉から引きつった息が漏れる。
「お前に相応しいものをくれてやる。―存分に喜べ」
めり、と。
いきり立つゴルベーザのまがまがしい男根が、セシルの中を押し広げて入ってゆく―。